第二次世界大戦における「エニグマ」や情報機関の活動はほとんど出し尽くされていて、多数出版されています。したがって、最終的には、よほどの極秘文書が新に発見されるなどの事がな無い限りは、この関係の本は過去に出版された本と似たり寄ったりの内容にならざるを得ないでしょう。多くの第二次世界大戦の「エニグマ」を中心にした情報戦に関する本を読破した者(自慢してすみません。)としては、この本のように多かれ少なかれ「エニグマ」の解読にかかわった関係者(それも解読の中心人物以外の人々)の証言を中心にした本しか出ないだろうと思っていたら、案の定出ましたね。でも、内容は読んでも別に大したことは無く、多くの証言(それも多くの末端の関係者や作業員)が中心ですので、第二次世界大戦の情報戦や「エニグマ」に関する本を全く読まれていない方にはこの本はおすすめできませんし、また反対に多く読まれた方にも同様です。したがってこの本は非常に中途半端です。個人的にこの本に題名をつけるとしたら「エニグマ・コードを解読せよ」よりは「エニグマの解読に携った多くの人々の証言」が内容的にはいいのでは?と個人的には思います。したがって星2つ!