デビュー作FROM A TO B,セカンドの本作、そしてホントに永遠のラストとなってしまうのかサードのWARPと全3作ファンをがっかりさせた事が一度たりと無い奇才英国人プロデューサーTONY MANSFIELD率いるNEW MUZIKの最も透き通る様なインテリジェンステクノサウンドが聴けるのが本作。(彼はNAKED EYES,VICIOUS PINK,A HA等も手掛けたお方です)。ジャケットの空のイメージそのものが音楽に反映されている気がします。デビュー作と最も違う点がドラムマシーン(多分ローランドのCR78当たり)のサウンドの導入で内容的には変わりの無い=彼にしか=造れない独特の雰囲気の世界です。デビュー作ではチャートインを意識した曲造りが明解な所が多かったのに対して本作はオールマシン化を試み始めた実験的な作品で売れ線の曲造りとは完全に背を向けています。当方の最もお気に入りのナンバーがAREASとBACK TO ROOM ONE。CDでは貴重なエキストラトラックも含めまれているので=買い=です。昨年NEW MUZIKの存在を知らなかった音楽好きの友人に本作を貸したらかなり気にいってしまい毎日の様に聴いていました。ちなみに彼、テクノが好きなヤツでは有りません(笑)。そんなヤツでさえ大絶賛&夢中にさせてしまうのが本作なんです。=今まで聴いた事が無いこのサウンドは今でも十分通用する=と言っていました。癒される、害の無い、でもクールでかっこいい使い捨てでは無いリスニングテクノを造れるのは世界でたった一人、TONY MANSFIELDだけです。=今こそ=カムバックのグッドタイミングと思うのは私だけでしょうか。WARPでフィナーレは全然納得がいきませんね(笑)。まだまだ聴きたいです。本作でも聴ける様なマシンをメインに使いつつも暖かい包み込まれる様な=TONY MANSFIELDにしか造れない=サウンドプロダクションを、、。テクノ好きで無い方にもオススメ!!。