僕と、僕の両親と、僕のこれまでの指導者と、僕の友人たちが、
もっと早くこの本に出会えていたら、僕の人生はどうなっていただろう…
わからなかった自分のことが分かる。
これでやっと人に自分のことをちゃんと分かってもらえる。
これが率直な感想です。
ススッと1日で読み切れるほど、とても読みやすかったです。
『性格ってこういうことなのか』『自分ってこういう人なのか』ということが、よくわかります。
『へぇ〜』ではなくて、『なるほどぉ〜、そうだったのかぁ。』という感じ。
文章全体の印象としては、優しくて丁寧で分かりやすかったのですが、
興奮するようなインパクトはあまり感じなかったので、一瞬、読んでいても
あまり記憶に残らなそうな感じでした。
たぶん、それは僕自身が目にする自己啓発本やビジネス本が
キャッチー(*1) で刺激的な表現の文章を使っていたり、
こちらの抱える問題や悩みをグサッと言い当てて、
こちらの抱える問題意識を刺激して興味を魅くような文章に
なっていたからなのかな、と思います。(*2)
けれども、この本が『いかにエニアグラムや自分のことについて
本質的なことが書かれているか』ということに気がついてハッとしました。
質の高い、本質的なことは、決して刺激的であったり楽しくなければならない
ということにはならない、ということに気づかされます。
そして、今まで読んだエニアグラムの本の中で、より最新で、
根拠があり、繊細な表現がなされています。
自分についてだけでなく、人との関わり方(対人関係)や、成長のために日常での活かし方、
エニアグラムの企業研修についてなど、幅広く触れられています。
リソ&ハドソンが推薦するとおり、本格的なエニアグラムの本として、
これから日本におけるエニアグラムのスタンダードな一冊になると思います。
(*1) まえがき冒頭文の『この本には、あなたのことが書かれています』は、十分キャッチーですけれど。
(*2) つまりは『あなたは、○○な問題を抱えています。このままだと危険です。だから▲▲しましょう。云々』など