内容紹介
「不可能なことをやらかしてみよう、
長期間にわたって友人であり協力者であった知識人たちに、
突然中断してしまったエドワードとの対話を続けるよう求めてみよう…
わたしたちが狙ったのは、
サイードの仕事を学問分野や論点ごとに仕分けしたり、
さまざまな問題への彼の対応の仕方をいわゆる客観的な立場から〈査定〉したり、
彼の仕事をなんらかの特殊な政治的ないし知的なアジェンダのために動員したりすることではなかった。
わたしたちはむしろ、サイードの思想の生きた繊維がどのように織り合わさって、
彼が書いたものや語ったもの、
彼の公的な人格と私的な自我のなかで、
彼の声となって立ち現れているのかということをこそ、追跡しようとしたのだった」
(W・J・T・ミッチェル)
2003年9月25日、サイード死去の翌日、
本書の編者であるミッチェルとホミ・バーバは電話で相談し、
サイードの精神にふさわしい追悼集がつくられることになった。
その結果、17名の多方向からの文章をとおして、
その人と思想と実践の全貌が、ここに明らかになったのである。
[執筆者]W・J・T・ミッチェル/ホミ・バーバ/ライラ・アブー・ルゴド/アキール・ビルグラミ/
ポール・ボヴェ/ティモシー・ブレナン/ノーム・チョムスキー/ランジット・グハ/ハリー・ハルトゥーニアン/
サリー・マクディーシー/アーミル・R・ムフティー/ロジャー・オーウェン/ギャーン・プラカーシュ/
ダン・ラビノヴィッツ/ジャクリーン・ローズ/ガヤートリー・スピヴァク/ダニエル・バレンボイム
内容(「BOOK」データベースより)
17名の多方向からの文章をとおして、サイードの人と思想と実践の全貌をしるす。バーバ/ミッチェル/チョムスキー/スピヴァク/バレンボイムらが奏でる追悼集。