2002年にパリ・オペラ座バレエ団のドキュメント映画として公開され、やがてDVDは廃盤となりオークションでも結構高値がついていました。それがこの価格での再リリースとは、うらやましい限りです(オークションで購入した人/笑)
パリオペラ座学校で子供の頃から学び、試験に受かった者だけがパリオペラ座バレエ団のダンサーとなることができますが、そこには、最高位のダンサーであるエトワール(星を意味するそうです)以下、プルミエ・ダフール、スジェ、コリフェ、カドリーユと厳しい階級制度のもと、団員であるダンサーたちはしのぎを削って肉体の衰えという恐怖と戦いながら、バレエという芸術に身も心も捧げている姿には胸をうたれるものがあります。おもな出演者は、マニュエル・ルグリ、ニコラ・ル・リッシュ、オーレリ・デュポンの若き日の姿も見ることができます。けれど、それがメインではなく、それぞれの階級のダンサーに焦点をあてているところが、踊るというモチベーションはそれぞれ違うものであり、また矛盾するようですが同じものである事がわかります。
わたしが知っているバレエドキュメンタリーの中では見ごたえもあって、また100分という時間も疲れなくて1人でも多くの方に観ていただきたいドキュメンタリー映画です。