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エディット・ピアフ 愛の讃歌 [Blu-ray]
 
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エディット・ピアフ 愛の讃歌 [Blu-ray]

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内容(「キネマ旬報社」データベースより)

「愛の讃歌」をはじめ多くの名曲を残した伝説の歌姫、エディット・ピアフの波乱に満ちた生涯を描いた伝記ドラマ。ピアフを演じたマリオン・コティヤールがアカデミー賞主演女優賞を受賞。監督は『クリムゾン・リバー 2~』のオリヴィエ・ダアン。

内容(「Oricon」データベースより)

愛を求め、愛に傷つき、愛を歌い続けたエディット・ピアフの47年の人生を描いた感動の物語。1915年、フランス・パリの貧困地区で生まれ育ったピアフ。彼女が20歳の時、パリの名門クラブのオーナーであったルイ・ルプレにその才能を見出され、クラブの舞台に立つことになる。殺人の容疑者、恋人の死など、数々の困難に直面しながらも次第に成功を収めていった彼女は、生涯を通じて歌うことは一度もやめなかった…。

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By 慶次
劇場で観たときはあまりの衝撃に深く考えることを止めた。
マリオン・コティヤール、このとき32歳くらい・・・・
これは演技ではない、ピアフが憑依したに違いない(笑)。
もう深く考えるのは止そう、
もしこれが「演技」なのだとすれば、日本の「女優」についてあれこれ語る自分が馬鹿馬鹿しくなる。。。
(この国に「美空ひばり」を演ずることの出来る胆力と技量のある女優がいるか?)
そうこれは「演技」じゃない、「憑依」現象だ。

すっかり本作のことを失念していたが、先日、BSで再び視聴する機会を得た。
改めて鑑賞し、このマリオン・コティヤールの演技を「憑依」として捉え、
マリオン・コティヤールという、今後世界の映像史に永く記憶されるであろう稀代の女優とその渾身の演技を、
真摯に受け止めることから逃げていた自らに思い至った。
そうこれは「憑依」なんかではない、「演技」だ。
マリオン・コティヤールという偉大な才能が、エディット・ピアフという同じく不世出の偉大な才能に迫った、
迫真の演技であり、崇高な映像芸術なのだ。

創作部分もあろうが、エディット・ピアフという個性が如何なる背景から表出してきたか、
そしてどう成功をつかみ、歌うたびに「命」をすり減らし、壮絶な最期に至るか、
(Phyllis Hymanは憤死のようなもの、Whitney Houstonも似たり寄ったり。
要するに「歌う」ということは、命数を削り歌うことであるのか?)
またそんなことを知らなくても、エディット・ピアフの歌声が国籍や言語、時代を超え、
あらゆる人々の魂を揺さぶるのか、その理由を知るすばらしい手がかりになろう。
(脚本・構成が散漫という意見もあるが、文章でも映画でも偉大な作品は一度や二度観たくらいでは理解できまい)

またマリオン・コティヤールという大女優が大きく羽ばたいた作品として後世永く語り継がれよう。

Blu-ray化されたことでもあるし、改めて本作を鑑賞してみよう。
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フランス語の意味も分からず口ずさむシャンソンがある。その多くはピアフの作品であることを改めて知る。劇中、ピアフが「歌を生きろ!」と叱咤されるシーンがある。彼女は、歌の神に魅入られ、魂魄の全て奪われながら、歌を生き切った。凄絶なその人生が、主演マリオン・コティヤールの裂帛の名演により見事にスクリーンに甦った。心を揺さぶられる歌姫のリアルに感電する。ただ、ナチス占領下でのエピソードが何一つ描かれていないのは、やはり不自然な観は拭えなかった。
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名高いシャンソン歌手のあまりにも数奇な生涯をさまざまなエピソードを交え、時系列を無視した回想録風に映像化しています。

オランピア劇場におけるコンサートなどいずれも歌手本人の録音が使われており、「薔薇色の人生」や「愛の讃歌」「私は後悔しない」など彼女の代表作を楽しむことができるのはたいへん結構なこととはいえ、肝心のピアフを演じる役者マリオン・コティヤールの顔が気に食わない。いや、そもそもピアフはああいう顔をしていたのかしら。

昔顔、「顔、顔が嫌い」というエピック・ソニーからデビュー―した新人の作品がありましたが、芸人と政治家は顔がいのち。実際にピアフがあんな顔をしていたか否かは知りませんしどうでもよいことですが、あんなけったくその悪い泣き顔を見ているとこちとらの生きる気力も萎えてきます。

ダアンという監督の力量もいまいちで、往年のおフランス映画の輝きを知る人にとっては無惨というほかはないていたらくの出来栄えです。
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