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問題は私たちが世界をどう捉えているかという一点にかかっている、というのがスピノザの主張です。そして、世界と自分の関係を正しく、内角の和が2直角である三角形のように理解することができれば、私たちは誰でも神を愛し幸福になれるはずだ、と言います。
三角形の内角の和が2直角であること、それを否定するとそもそも三角形自体が存在できないこと、この<これ以外には存在し得ないこと>、を理解できるかどうかは、ひとえに私たちにかかっています。三角形が自ら2直角を誇示しない、という意味では、神は沈黙しています。でも知りたいと思う人に向けて何一つ隠している訳ではないのですから、神はすべての人に開かれている、ということもできます。ーー私(たち)に神が見えないのは、神を見ようとしないからです。
(偉そうに書いてしまいましたが、きっとこういう理屈だと思います。ーーもちろん、我流にスピノザの表面をなぞってみたにすぎませんが)
「エチカ」は大変優れた本だと思います。読みやすくはありませんが、是非挑戦してみてください。
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