私はエスペラントを10年以上やってる者ですが、その私でもこれまで知らなかったことが多数書かれていて、とても勉強になりました。
数多くの資料をつかって書かれた力作だと思います。
また本書には、エスペラントの短文が(日本語訳とともに)あちこちに出てきますので、これまでエスペラントの文章を見たことのなかった方にも、エスペラントがどういうものなのかがよく判ると思います。
エスペラントと宮沢賢治・大杉栄・北一輝・出口王仁三郎とのつながりは世間でも知られていましたが、柳田国男・新渡戸稲造・二葉亭四迷・山田耕筰などとのつながりは(エスペランティスト以外の人たちには)ほとんど知られていませんでした。
本書によって、そういったことが世間一般に広く知られることになるものと思われます。
ということで本書を、これまでエスペラントのことをよく知らなかったけど、多少関心があるという方にお勧めしたい。