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エスピオナージ
 
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エスピオナージ (単行本)

by 麻生 幾 (著)
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Product Description

内容(「BOOK」データベースより)

ソ連崩壊に伴い悪名高きスパイ組織KGBも消滅した。だが、その使命は後身であるSVRに引き継がれ、その牙は今も日本に向けられている―警視庁外事第1課第4担当を率いる水越紀之警部は常にその信念を揺るがすことなく、ロシアの諜報活動を阻止するための捜査に全身全霊を捧げていた。ある日、水越は二年間追い続けたSVR機関員デミドフの検拳に成功する。束の間の勝利に浸る水越だったが、それは大きな問違いであった。その検拳は、何年にもわたって外務省幹部に諜報接触を試みていた大物工作員“渡り鳥”につながる端緒を失うことを意味していたからだ。大失態を取り戻すべく懸命の捜査を行う水越たちがやっと掴んだ手がかり。それはどう見ても普通の主婦にしか思えない小野寺美津江という女の存在だった。だが美津江、そしてその夫である敦史の捜査は困難を極める。彼らを幾重にも覆っていた謎が解け始めた時、隠蔽され続けた悪魔の所業が明らかになる…。運命と国家のエゴに翻弄された男女の愛が導き出した答えとは?現実の事件を元に、秘められてきた警察の“裏”捜査を描き尽くす、リアル諜報ミステリー誕生。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

麻生 幾
1960年大阪府生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

Product Details

  • 単行本: 525 pages
  • Publisher: 幻冬舎 (2007/08)
  • ISBN-10: 4344013662
  • ISBN-13: 978-4344013667
  • Release Date: 2007/08
  • Product Dimensions: 7.3 x 5 x 1.3 inches
  • Average Customer Review: 3.8 out of 5 stars  See all reviews (13 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #43,102 in 本 (See Bestsellers in 本)

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10 of 11 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars ノンフィクションのように読める防諜小説, 2007/8/18
By 絹のつぶやき (東京都港区) - See all my reviews
スパイ小説と言うより、防諜小説と言うのかな。国益に繋がる企業秘密や国家機密が流出しないように水際で活躍する外事警察の地道な取組みが、手に汗握るドラマとして描かれる。まだるっこい部分もあるが、一般人が知りえない捜査の手口などよく取材されている。読み物としてはテンポのよさと意外な展開が続き、先を読みたい気持ちにさせられる。ディテールを言えば、拉致された小野寺への同情を掻き立てる程の物が無いし、背乗り者達が何の目的で存在したのかもあまり明確で無く、韓国情報筋やCIAが出て来るシーンも最後にドドッと出て来るのも説明不足かと思う。ただ日本を取り巻く政治情勢等の変化のお陰で、今まで見なくて済んだものが表に出て来る時代だから、外務官僚やジャーナリストと違い地を這う「インテリジェンス」も知る意味はあるかと。
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13 of 16 people found the following review helpful:
2.0 out of 5 stars スパイ小説ではなく警察小説, 2007/9/5
By スパイマスター (横浜市保土ヶ谷区) - See all my reviews
本作は、1997年に警視庁公安部外事第1課が実際に摘発した国際スパイ事件である黒羽事件をモデルにして、ロシア諜報機関の東京での諜報活動を摘発する警視庁公安部外事第1課第4係の活躍を描いている。著者は警察庁警備局や警視庁公安部など警察の警備公安部門に非常に精通しているらしく、モデルとなった黒羽事件の内容、外事警察官の追尾・視察といった現場での活動が非常にリアルに描かれている。

ただ、残念だったのは外事第1課第4係員たちのロシア語力やロシア情勢の知識が非常に低く設定されていることだ。本作の主人公である外事第1課第4係長の水越警部は、ロシア外事の大ベテランという設定なのにロシア語は殆ど話せないらしく、他の係員の中にもロシア語講習を受けた形跡のある人物は出てこない。さらには、ロシア語講習どころか公安講習すら受けた経験もない所轄署生活安全課の女性刑事が、いきなり外事第1課第4係に赴任してくるなど、そもそも公安警察官としてプロとは言い難い人物が係員の中に何人か出てくる。

外事第1課の外事警察官というと、ロシア語とロシア情勢の達人で、スマートな国際派というイメージがあったが、本作に登場する外事警察官は、そのイメージとは正反対であった。

そして彼らが、昇進試験の勉強法を教えあったり、所轄署に出されるのを気にしたり、刑事部や交通部と言い争いをしたりと、警察小説的なくだりが多くなっており、本作のタイトルである「エスピオナージ」から連想するスパイ小説的内容とは程遠い作品である。尤も、警察小説と割り切って読めばそれなりに楽しめるかもしれない。
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6 of 8 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 湘南ダディは読みました。, 2007/10/17
By 湘南ダディ (藤沢市鵠沼) - See all my reviews
久しぶりにスケールの大きなサスペンス作品を楽しむことが出来ました。ロシアから潜入しているスパイを捕縛しようとする警視庁外事警察のお話。こちらが全く知らない世界だけにまるで本当のことのように(あるいは丁寧な取材にもとづく本当のことなのかもしれませんが)、外事警察官達の活動が活写されています。例えば追尾されている対象者が追尾に気がついた時に不意に立ち止まりもとの方向に戻ってくることを直立反転と言うそうなのですが、その時に追尾者は決して目線をあわしてならず、目線を遠くにおいたまま何事もなくすれ違わなければならないなんて話、本当のように思えるじゃないですか。
また外事警察官として登場する人物たちがそれぞれ魅力的です。かって自分の部下を植物人間にされたことを契機にスパイハンターの鬼と化した主人公、水越警部、その配下の内山と野口、内山が部下を血反吐を吐くくらい厳しく鍛え上げるのに対し野口は部下をおだてながら使っていくタイプと両極で、二人は事あるたびに功名を争い対立します。彼らに加え、レストランで密会中の追尾対象者にアベックを装って接近したりするため目黒署からリクルートされている女子の松浦七海巡査部長、それぞれいかにもという存在感があります。
 渡り鳥というコードネームのロシアの大物スパイが潜入してきているらしい。日本側のエージェント小野寺敦史は商社員としてほとんど海外にいるが、その妻である美津江を水越達が執拗に追跡し調べていくと、実は小野寺敦史は本人をかたる別人で、本人は数年前にロシアにより拉致され殺害されていると思われ、水越達はこれを暴き事件化して世界に公表しようとする。最後にロシアに逃亡寸前の美津江をとらえるまで、CIAのかかわりもあったりまさに息をつく間もなくスリリングに展開します。エピローグもこのスパイ達のしたたかさを暗示しながら小説としても味のある見事な幕切れとなっています。
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Published on 2007/11/5 by たあたん

4.0 out of 5 stars リアルな諜報小説
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Published on 2007/9/18 by ライトヲタ

3.0 out of 5 stars 面白いですけど。
物語は面白いですが、ストーリーは閉じて欲しい。思わせぶりな結末とかは必要ないです。
Published on 2007/8/21 by czbell

5.0 out of 5 stars 公安(ハム)のエスピオナージの真骨頂!!
氏の各作品はいずれもどうやって取材したのかと疑いたくなるほどのディテールが生きていて、... 続きを読む
Published on 2007/8/12 by 緋絽雪

4.0 out of 5 stars 麻生幾の諜報小説!
例によって日本と海外の諜報員との戦いを描いています。... 続きを読む
Published on 2007/8/11 by 猫いらず

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