主人公・佐倉魔美は中学生。フランス人の血を引くためか、真っ赤な髪をしている。先祖には、魔女狩りで殺された人もいたらしい。
魔美の身にそなわった超能力も、そんな祖先か受け継いだものかも知れない。
おっちょこちょいな魔美だが、超能力を世のため人のために使うことを決意。しかし、あぶなっかしい。
そんな魔美をフォローするのが、同級生の高畑和夫だ。のんびり、もっさり、さえない男の子だが、めっぽう頭が良く、正義感も強い。高畑くんのアドバイスで、魔美は何度もピンチを脱しているのだ。
ところで『魔美』には、プロトタイプがある。1974年、「少女コミック」に掲載された読み切り短編『アン子、大いに怒る』だ。赤い髪、超能力、画家の父親など、『魔美』に含まれる要素の基本はそろっている。が、いささかキャラクターは地味だ。マミ公の魅力あってこその『エスパー魔美』なのだと、つくづく思う。