エジプト神話でも有名なヘリオポリスの神学について言及している、エジプトの神々の話。エジプト神話についてある程度前提となる知識がある方が、現在なされている解釈との違いが浮き彫りになって面白いと思う。
・・・というより、あくまで当時のギリシアで考えられていたエジプトの話。訳者はところどころで原著者の誤解・曲解を指摘しているが、指摘できていない部分も数多くあるので、どこまでが通説として信じて良いものなのか判断するのは難しい。一体どういった読者層に向けて編集したのだろう・・・失礼ながら中途半端ではないか?と感じた。
神話に対する誤解を生む元にもなるので、エジプト神話を知るための本だと思って読むべきではない。