著者は航空自衛隊で情報通信関係の将校として10年間の勤務経験を持つ。それだけに,エシュロンの技術的説明や軍事的,政治的な意味付けは的を射ている。エシュロンが軍事関連だけでなく,産業スパイ活動に利用されていることにも言及している。日本企業の海外拠点と本社間のやり取りが米国の政府機関に筒抜けだったことがわかる。1997年のアジア通貨危機とエシュロンの関連性の指摘も興味深い。
(日経コンピュータ 2002/03/25 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
登録情報
|
米国の言う「貿易戦争」が、情報を基盤とした文字通りの戦争を念頭に置いていたことなどの指摘はわかりやすい。また、日本の情報管理への感度の低さ、甘さも浮き彫りになる。
「どこに聞き耳があるかわからない」とちょっと不安になる一冊。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|