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エシュロンと情報戦争 (文春新書)
 
 

エシュロンと情報戦争 (文春新書) [新書]

鍛冶 俊樹
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

日経BP企画

エシュロンと情報戦争
米国が中心となって全世界に張り巡らせた通信傍受ネットワーク「エシュロン」の“正体”に迫った一冊。エシュロンは名前だけが先行して,その中身について語られることが少ないだけに,知的好奇心を十分に満たしてくれる。

 著者は航空自衛隊で情報通信関係の将校として10年間の勤務経験を持つ。それだけに,エシュロンの技術的説明や軍事的,政治的な意味付けは的を射ている。エシュロンが軍事関連だけでなく,産業スパイ活動に利用されていることにも言及している。日本企業の海外拠点と本社間のやり取りが米国の政府機関に筒抜けだったことがわかる。1997年のアジア通貨危機とエシュロンの関連性の指摘も興味深い。


(日経コンピュータ 2002/03/25 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)

出版社/著者からの内容紹介

アメリカが経済戦争の新兵器に使う通信傍受網の恐るべき正体
電話やファックス、電子メールなどの傍受で、民間企業の情報も盗聴し、アジア通貨機器や様々な国際取引の裏で暗躍する怪物の実態

登録情報

  • 新書: 213ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2002/02)
  • ISBN-10: 4166602276
  • ISBN-13: 978-4166602278
  • 発売日: 2002/02
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 357,913位 (本のベストセラーを見る)
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 本の内容としては、題名の後半「情報戦争」に力点が置かれており、エシュロンについての詳しい説明が欲しい読者はやや肩すかしを食うかもしれない。
もう少し、EUの報告書を詳しく書くなどして、エシュロンのイメージを鮮明にした方が、読みやすいと思う。

 米国の言う「貿易戦争」が、情報を基盤とした文字通りの戦争を念頭に置いていたことなどの指摘はわかりやすい。また、日本の情報管理への感度の低さ、甘さも浮き彫りになる。
 「どこに聞き耳があるかわからない」とちょっと不安になる一冊。

このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ss2001
形式:新書
~エシュロン興味で買ったが エシュロンについての記述は 少なく その点については期待はずれだった。しかし 星4つにしたのは エシュロンの存在のある なしに終わらず 誕生の背景と 各国の情報戦の記述がていねいで わかりやすい。国家安全保障についての 分析が的確にまとめられているからだ。日本人は 平和ボケとよく言われるが せめて情報戦略に~~ついて 国家が危機感を持たないと ミサイルは飛んでこなくても ネットワークのサイバーテロで国家が 崩壊することを認識すべきであろう。~
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Fernald
形式:新書
 米国をはじめとする英語圏の国々から構成されていると言われる通信傍受ネットワークであるエシュロンについてはこれまで様々な書物が出版されてきた。その中での本書の目新しさは何かと言えば、自衛隊で情報通信に関わっていたということもあり、通信の専門的な知識に基づいた分析が為されていること、そして情報戦争という概念を用いてエシュロンの脅威を取り上げている点にある。

 しかしながら、特に後者については筆者にとっては明らかに専門外であると思われるインテリジェンスや経済や、戦争理論の話へと議論が果てしなく拡散しており、結局論旨が極めて不明確になってしまった。さらに致命的なのが、根拠薄弱な議論が余りにも多い点である。わずかな、そして信憑性に疑問があるような情報をつなぎ合わせた挙げ句、「〜に違いない」とする議論が多く、論理の飛躍、バイアスがかかった論旨展開が散在していた。いずれも、この道の専門家には容易に見破られるものである。
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