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二十数年前に書かれたもが内容的に古びていないのは、テーマが先駆的だったとこと以上に、やはり現実がこの間いっこうに改善しなかったということを意味します。 筆者の言うとおり、人間は今のまま文明を推し進めることができないばかりか、維持することすら難しいところに立っています。
さりとて、人間は文明なしではやっていくことはできないほど文明に飼いならされてしまった動物なので、文明には何とかがんばって自然と折り合いをつけたうえで存続し続けてもらわないと困るのです。
ここのところを、まず私たちは常識として知っておくべきです。そして、エコロジーという観点から、物を見たり考えたりすることを身に付けてゆかなくてはなりません。次なる「文明」は、そういった積み重ねの上に成り立ってゆくはずですから。 本書はそのための「古典」に成り得る可能性を秘めています。是非一読を!
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