日本でもまったく状況は同じです。企業業績は回復基調ですが、それは従業員を減らして人件費を削減している面が大きい。失業者を増やして業績を伸ばし、経済が活発化することに意味があるのでしょうか。意図的に需要を生み出して成長を維持するようなやり方はもう限界ですし、その発想が環境負荷を増やし続けてきたのです。では、成長なしで雇用を維持できるのでしょうか。
仕事を分け合い雇用維持休息が創造性を高める著者は、ドイツの自動車メーカーが始めた、労働時間を減らして仕事を分け合うワークシェアリングに今後の方向性を見ます。定期的に1年間の休息を取れるような柔軟な雇用制度になれば、自分の時間が大幅に増え、結果的に社会全体の創造性や生産性が高まると主張します。
(日経エコロジー 2004/02/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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