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エコハウス私論―建てて住む。サスティナブルに暮らす家 (ソトコト新書)
 
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エコハウス私論―建てて住む。サスティナブルに暮らす家 (ソトコト新書) [単行本]

小林 光
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

地球と平和に同居することは人類のいわば定めである。エコハウスこそ、そのための決め手だ。それにチャレンジできる。わくわくする話じゃないだろうか。エコハウスには、世の中を変える力がある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小林 光
1949年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。1973年環境庁(当時)入庁後、主に環境と経済、環境のための計画、地球環境等にかかわる諸課題を担当。1995年以降は、同庁地球環境部環境保全対策課長として、気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)の日本への誘致、同条約の京都議定書の国際交渉、わが国初の地球温暖化防止法制(地球温暖化対策推進法)の国会提出などを担当した。環境管理局長、地球環境局長などを経て、2006年9月より環境省大臣官房長。この間、省外では、パリ大学都市研究所に留学。北九州市産業廃棄物課長、米国東西センター客員研究員なども歴任。大阪大学大学院、東京大学大学院の客員教授などにも併任し、講義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 318ページ
  • 出版社: 木楽舎 (2007/04)
  • ISBN-10: 4907818912
  • ISBN-13: 978-4907818913
  • 発売日: 2007/04
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 海援隊 VINE™ メンバー
形式:単行本
環境省の現職幹部が、ご自身のエコハウスの建築と居住を通じて得た経験や示唆を記した本である。最近、テレビも新聞も温暖化問題ばやりで、むしろ温暖化という言葉を目にしない日の方が少なくなっているが、国として○%減らす必要があるなどといった既に抽象的なマクロの議論をしている段階ではなく、具体的な対策を積み上げるミクロの議論をしなければならない。そんな状況の中で、市民一人一人が日々の生活の中でちょっと生活慣習を改善をすることでいったいどれくらい減らせるのか、ちょっと設備投資など努力すればいったいどうなのか(設備投資すると光熱費がどれだけ浮くのか)ということをきちんと示すことで、問題意識を掘り起こし、取り組みを促す努力をするのは国の重要な任務だと思う。本書は、役人の書いた文章とは思えない柔らかいタッチで書かれており、また内容がかなり現実的・具体的であり、自らエコハウスを造りたいと思わせてくれる(その前にそのための資金が必要だが)良書である。エコハウスを実際に建てたいと考えている人だけでなく、環境にちょっとでも関心のあるけれども具体的に何をしたらよいのかが分からない人の入門書としてもよいのではないか。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
環境省大臣官房長の著者は,京都議定書が制定されたCOP3開催時には事務方として奔走していた.そんな,日本のマクロな温暖化対策政策立案の中心人物が,ミクロなご自宅(とは言えない立派なお宅ではあるが)の改築にて環境対策を実践した記録である.

その環境対策は,空気を熱媒とする太陽光利用床暖房,太陽光発電,雨水・中水利用,風力発電,壁面緑化,地下室冷気による冷房,透水舗装など,採用できうる全ての方法が盛り込まれていると言ってよい.太陽光発電など,効率の悪い北側の屋根を利用するなど,普通だと採用を見送るような場合でも積極的に導入しながら,実際に長期的には採算が取れるというところまで確認している.

単にエコを採用して満足するのではなく,経済的にも成り立つかという実験であり,その検証も綿密に行われている.更に特筆すべきは,著者の卓筆であろう.滑らかで,構成の巧さと共に,非常に読みやすい.

環境を重視した住い作りとはどういうものか,考える機会を与えてくれる.
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
地球温暖化対策の国際交渉担当者として、行政の最前線で活躍されていた同じ時期に、著者はフルコースのエコハウスを実現するため、建築業者、設計業者、地主さん、近隣住民の方々と地道な交渉を重ねていました。

エコハウスの建設は、土地利用や近隣住民との関係では、何の免罪符にもなりません。近所の方をこまめに回って挨拶をし、工事のお知らせをし、迷惑がかからないように措置しつつ、一つ一つ課題を潰していく。案外、仕事よりも大変かもしれません。現に、エコハウスの建設には、土地の分筆も含めると約三年間かかっているのです。

それで、省エネ投資による光熱費の節約で、何も付いていない普通の家と同等の建設維持費に追いつくのは、筆者の試算だと三十五年。正に、体を張った地球温暖化対策といえましょう。

本書は、エコハウス建設の顛末記だけではなく、その経験から得られた政策提言も若干示されています。著者の政策提言は、エコハウス建設の際に得られた、言わば【生きた経験】から得られたものであり、説得力があります。

今後家を建てる方に、是非参考にしていただきたい良書ですが、ここまでできる人は、そう多くはいないでしょう。
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