環境分野の国際貢献というと、気候変動や水、排ガス、オゾン層保護などが
ぱっと思い浮かびます。
しかし、著者の取り組みは自動車リサイクル。
しかも、ナイジェリアやケニアといった日本から遠く離れた国での活躍が描かれています。
途上国では、日本車の走る姿がよく見られるようですが、中古車や中古品も人気が高いそう。
途上国では中古車や中古品も長く使われているといいます。
だからこそ、品質の良いものを届けたい、ひいては、現地でもリサイクルできるようにしたい、
という思いが述べられています。
本書では、その軌跡や思いを順を追ってたどることができ、著者のバイタリティに驚かされました。
あまり読んだことのなかったリサイクルの分野にも触れることができましたので、
興味深く読むことができました。
ただ、個人的には、国内外のリサイクルビジネスの裏側などにも、
もう少し踏み込んでほしかった印象です。