非常に、想像力を煽るホラーで
(原作者は”ホラーと言われる事は心外”と仰ってますが)
血よりも、人の闇の部分が怖い映画です。
日常の場面から、悪魔に取りつかれた表現へと
場面がかなり極端に変わるため、若干画質にバラつきがあるものの
傷、染みの類は大丈夫です。
(DC版を作る際にダメージの大きい場面は外したそうです)
フィルム上の荒はグレンがかなりきっちり乗っており、
暗部撮影時、フィルムの粒子が粗くなるのも、しっかり出ています。
音質については、
あまり無理にBGMを高音質にしちゃうと
古いセリフの音源が潰れるので
これくらいが自然な感じでいいと思います。
映画自体派手に脅かす作品でも無いですし、
DVDに入ってない細かい音をBD版で確認出来ます。
物の造形の鮮明さはそこそこですが、
DVDでは潰れてた黒の階調や
微妙なライティング、スモークの繊細さはとても良く出ており
私個人はとても満足しています。
ただ、いくら安いとはいえ、
私の場合”好きな作品のバージョンUP”ですが
”未見作品の購入”される方がどう感じるか?はちょっと心配です。
今のツルツルしたデジタル撮影や、CGアニメと
数十年前のフィルム撮影を比較するのはナンセンスだと思いますが
その辺りはご理解の上、検討して下さい。
内容に関しては、普遍性と幅がある解釈が出来る、素晴らしい作品です。
おまけの裏話も、
興味深い内容で充実しています。