iOS 4/OS X 10.6以降で導入されたBlocks, ARCはAppleのドキュメントの記述が
いまいち明瞭でなく困りものです。
本書はそれらについて非常に明解な説明を提供してくれます。
もしBlocks, ARCがよく分からなくて困っていたら、この本はお薦めです。
本文196ページで、ARCが87ページ、Blocksが64ページ、GCD 44ページという
内訳です(GCDは特に難しいところはないので、GCDの理解のためにこの本を
買う理由はないでしょう)。
気になるようなコードや説明の間違いは見あたらず、正確で信頼出来る印象です。
ただ、著者はこういう書籍を書き慣れてないのか、説明がくどいところが
何カ所か、また話の展開で?と思う点が数カ所見受けられました。
私は紙の本を読みましたが、電子書籍も1600円で発売されているようです。
雑誌の記事にするには長いけど、本にするにはちょっと短いという分量で
この値段はどうかという気がしないでもありませんが、他に良い解説の本がまだ
登場していない現在、短時間でBlocks, ARCを習得出来る事を考えると値段分の
価値は十分あると思います。