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最も参考になったカスタマーレビュー
22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
吹替に少々問題あり,
By gakupon (東京都渋谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: エイリアン・アンソロジー:ブルーレイBOX [Blu-ray] (Blu-ray)
アルティメット・コレクションでは北米盤に収録されていた2と3の
劇場公開版や3の音声解説が日本盤では未収録だったため、 それらがきちんと収録された今回のBlu-rayは素晴らしい。 ただし、吹替にはちょっと問題がある。 アルティメット・コレクション発売時、1は劇場公開版・ディレクターズ・カット版ともに 新キャストで新緑、4は完全版での追加シーン部分のみ新緑だった。 Blu-rayでも同じ音声を使用している。 前述の通り2と3は日本盤では完全版のみの収録だったので完全版の吹替しか新緑されなかった。 2は「完全版にしかないシーン」の音声をカットすればそのまま劇場公開版の吹替も 作れるので問題はないのだけど、3は劇場公開版と完全版でかなり異なる。 本来ならBlu-ray発売のこのタイミングで劇場公開版も完全版のキャストで 録り直すべきだったのだけど、3だけ新緑するのは手間だった様で 「劇場公開版のみのシーン」は最初のDVDの方の吹替を部分的に使用している。 「完全版と共通のシーン」は完全版の音声を使用している。つまり、 劇場公開版を吹替で視聴するとシーンによってキャストが変わってしまう。 クレメンスが小川真司だと思ったら大塚明夫になって、また小川真司に戻ったり。 見ていておかしな気分になってくる。これはなんとかしてほしかった。 DVDの時に一部で指摘された1のディレクターズ・カット版での追加シーンで 翻訳が変だったのもほとんどそのままだった。修正はごくわずか。 他にも、メイキング映像での誤字が目立つ。ローカライズに関しては まともに仕事をしているとは言い難い。ただ、それ以外は問題はないので ファンなら買って損はない内容とも言える。アルティメット・コレクションより 更に映像特典は充実しているし、1と4では劇場公開版選択時しか 聞けなかったコメンタリーを完全版選択時も聞ける様になっていたり (コメンタリーの内容もきちんと変わる)、1は最初のDVDに収録されていた リドリー・スコットひとりのコメンタリーも劇場公開版選択時に聞ける。 劇場公開版選択時は完全版で追加されたシーンのみを観られたり、 完全版選択時は劇場公開版にはなかったシーンでマークを表示させたりできるのも面白い。 2の終盤、ビショップ役のランス・ヘンリクセンの体が床の穴の下に見えてしまっている 部分が修正されているのは驚いた。ずっと気になってはいたけど、修正されてしまうと それはそれで寂しい。修正前の映像はメイキングで見られるけど。 以上。日本盤のスタッフの仕事は褒められたものではないけど、そこを気にしなければ 満足できる内容とボリューム。アルティメット・コレクションでがっかりした人にこそ お勧めしたい。
56 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
クオリティにバラツキはあるが・・・・2作目が圧倒的な高画質!,
By
レビュー対象商品: エイリアン・アンソロジー:ブルーレイBOX [Blu-ray] (Blu-ray)
『エイリアン』 R・スコット監督自身が監修した新HDマスターを使用し、 しかもTHX仕様の本編はDVDの画質を遥かに凌駕。 BDは超高画質に変貌してて、まさに“磨きがかかった”HD画質。 冒頭のノストロモ号の造形や船内描写の精細感もアップしてて、 湿った感じやクルーの汗までしっかりと伝わってくる絶妙な画質。 特に“生物的”な質感が素晴らしく向上してて、 解剖されているフェイスハガーの死骸や J・ハートの胸を突き破るチェストバスターがかなり生々しい。 『エイリアン2』 キャメロン本人が監修したTHX仕様の新HDマスター。 画質のアップグレード感は1作目以上で、色合いもかなり違っている。 アルティメット版DVDは全体的に赤紫っぽい映像で、 粒子の粗いシーンも目立ちお世辞にも褒められる画質ではなかった。 だがBDは、キャメロンが意図した冷淡な“青”色を取り戻し、 フィルムグレインを程よく残した繊細画質。 基地内の無機質な雰囲気を醸してて、 海兵隊員の無精ひげや汗までクッキリと描写。 エイリアンや巣のヌメヌメ感も素晴らしい。 音も素晴らしく、冒頭でリプリーが眠る脱出艇のドアを焼き切って ゴトンと落ちる音や、パワー・ローダーの歩行音、セントリー銃の銃撃音など、 細部にわたってキャメロンの音響デザインのこだわりが感じられる。 『エイリアン3』 シリーズで最も画質が甘く、輪郭もボケ気味、色も若干濁り気味だが これはオリジナル・マスターの問題からか HDマスターを使っているとはいえ、これが限界なのかも。 正直、もっとBDらしい解像感、緻密さが欲しいところ。 『エイリアン4』 本作も新たなHDマスターということだが、 フィルムグレインが4作の中で一番強く出て、 全体的に色彩濃度が最も高い画質。 ベタ塗りな感じの濃い色彩映像はDVDでも そうだったが、もうちょっと鮮鋭感があってもいい。 鮮明至極な画質を期待すると少々肩透かしを食らうかも。 ただ、どす黒いエイリアンにしたたる液体や ヌメヌメ感はよく出ている。 この湿っぽい描写力はDVDでは限界があった。 ミュージック・トラック仕様の特典が魅力です。 1、2作目は劇場版のミュージック・トラックに加え、 ジェリー・ゴールドスミス、ジェームズ・ホーナーそれぞれの 意向に沿ったバージョンも収録されてます。 聴き比べしましたが半分ぐらい違ってました。
34 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
この稀に見る完璧なBOXでエイリアンを堪能せよ,
By requiem prayer (ドイツ エアランゲン在住) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: エイリアン・アンソロジー:ブルーレイBOX [Blu-ray] (Blu-ray)
FOXのこのシリーズに捧げる想いが大いに伝わるBD boxと言っても過言ではなかろう。これだけの人気シリーズにも関わらずなかなかBD化が実現しなかった本シリーズであるが、待たされた甲斐があったというものだ。正直これだけの完璧なboxを商業主義が跋扈している現在の映像業界から登場するとは思わなかった。時折甘いBDを作ってしまい我々を苛立たせるFoxであるが、本作で全てをチャラにしてあげてもいいという気にさせられてしまった。おそらくファンのためだけでなく、本作を生み出した自分たちのこだわりでもあるのだろう。この姿勢こそが生み出した映画に対する愛情表現であり、責任であろう。映画ファンを食い物にしようという根性が露骨に現れている某他社の企画陣も心を打たれるものがあるのではないだろうか。見習っていただきたい。
映像コーデックは1-4を通してMPEG4 AVCであり、平均して高めのビットレートで収録されている。 全体的に画質は均質化されており、シリーズとして通してみやすいように出来ている。第一作"ALIEN"の画質が最も高画質化が目立ち、"ALIENS","ALIEN3","ALIEN resurrection"と時代が近くなに従い高画質化が目立ちにくい。 一作目はFine Playに近い出来だ。作品の時代と今までのVHSやDVDの画質を考慮すると、マスターの状態自体にやや不安はあったのだが、そんなことは余計な気遣いであった。これだけ精細な生々しい画像でAILIENを鑑賞できるとは良い時代になったものだ。 二作目の出来を好む向きもあるようだが、ざらついた粒子感と輪郭の不鮮明さの目立つ場面も少なからずある。元の画質自体が非常に粗い粒子感のある物だったため、やはり若干元ネガの印象は引き継いでおり、一作目と比較するとやや乾いた画質だ。それでも本作の画質をここまで観やすくしてくれたキャメロンの拘りは敬服に値する。 三作目は製作された時代の影響が強い。高画質化によるCGの不完全さが明らかに目立ってしまった。暗く赤黒い色調の映像も助けてDVDではそれ程目立たなかったクリーチャーの人工的な質感やはめ込みの輪郭が露になってしまっている。それでも全体としては観やすい画質にはなっている。 四作目は比較的新しく、元画質も意図を持った乾いた質感で撮られているため、やや明るく鮮明になったという程度の印象。ただ暗い場面で隅々まで被写体が確認できるのは流石BDである。 音声コーデックも全てを通して同じDTS HDMA 5.1ch(英語)である。全体を通じて素晴らしい出来になっている。 一作目、今までのDVDでは感じられなかったような音の立体感が得られる。否が応でもクリーチャーの立体感が増し、緊張感を高めてくれる。 二作目、元々ダイナミックで派手なサウンドであったが、全体にエッジの聴いたクリアーな音に高められている。これも新鮮な感じで良い。 三作目、意図もあるのだろうが繊細さはそれ程目立たない。しかし、縦横無尽に高速で移動するクリーチャーに合わせたのだろうか、音の立体感は大いに高められている。迫力あり。 四作目、とにかく繊細に出来たサウンドだ。ミュージック・トラックが荘厳で非常に出来が良いのだが、それを邪魔することなく、かつ微細な効果音や背景音も聴取できる。最もHDテイストな音である。 古い作品の場合、画質に多くを求めず、HD化による音質面の向上を専ら楽しむようにしているのだが、本シリーズは音質のみならず、画質もそこそこにはHD化の恩恵を受けている。一作目から考えると実に30年以上を経てきているシリーズとしては改心のBD boxであろう。 今回、初めて全作の劇場版、完全版を通しでどっぷりと鑑賞したが、これ程違うのかと驚くくらいに印象の違う作品もあることに初めて気づいた。そういった楽しみ方ができるのも、この完璧なBoxのおかげである。4作中に好きではない作品がある方も、これを期に両方を鑑賞し直してみるのも良い。 DVDを持ってる方も購入して損はないだろう。
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