このレビューは本書を否定するものではなく、私個人にとってどうだったか、を書きます。
まぁまぁ字が大きくて読みやすい。140pないくらいなので読むのが早い人なら3時間もかからないで読めるでしょう。最初のパートは航空機はどんな風に運航されているのか、っていう説明から始まりました。ちょっと"ボーイング777機長まるごと体験"に似た感じも。あとはパイロットになるためにはどのような道があるのかということが書かれています。パイロットの方が書かれているブログの方が、「どのような人がパイロットに向いているか」を詳しく書いておられると思う。この本はあくまで、筆者が採用担当者に聞いてみた視点で書かれているような気がする。ブログも本書も方向性は同じっていう点で信憑性はあるように思います。
本当に、パイロットになるのに右も左もわからない!パイロットの仕事もわからない!人向けだと思います。パイロットって仕事が好き、加えてパイロットになりたいと思う人がある程度、職業に対して知識を重ねているのであれば本当にこの本の有用性は低いと感じられるでしょう。私がこの本で手に入れた新しい知識というと、実際シュミレーターで「ありえない想定」が起こる、それがどんなものなのか知らなかった点で、その例を出していたのが新しく感じられました。あと2011年ANAがどれだけ自社養成パイロットを採ったのかもここで知りました。パイロットが何やってるかはたまにテレビで取り上げられるバラエティ番組を見たり、「b777機長まるごと」を読んだり、ハッピーフライトを見たりすれば大体分かります。航空の知識は"ジャンボ旅客機99の謎"を見れば分かりますし、構造について知りたければ航空実用事典を見ればわかります。あえてこれを買う理由は...???という感じでした。3.11で航空大学校に影響を与えた点やJALの再生、787というワード、747-8Fというワードを使っているところに時代の流れを掴んでいる感があります。