震災以降、書店に行くと「原発」「節電」「エコ」といった本が
花盛りで、正直少々食傷気味だったのですが、この直球のタイトルに
思わず手に取ってしまいました。
で、読んでみると、これが実におもしろいのです。
要はエアコンを使わなくても、夏涼しく、冬暖かな家がどうすれば
実現できるかについて書いてある住宅設計のHOW TOなのですが、
その前提となる熱や湿気、風が発生する仕組みをユニークなイラストで
分かりやすく説明してあり、それらがどれも目から鱗なのです。
子供の頃わくわくしながら読んでいた、理科の教科書や学研の「科学と
学習」のような興奮を味わえます。
やや大げさですが、「ページをめくる手が止まりません」。そんな感じ
でした。
ちなみに、私が一番感心したのは、「風の吹かない日でも自然に
風(気流)を発生させる方法」。京都の町家の仕組みが紹介されて
いましたが、こういう話を見聞きするにつけ、つくづく昔の人の知恵って
偉大だなと感心してしまいます。
この夏いちばんの掘り出し物かも!?