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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
奇書的なファンタジー大河小説,
By
レビュー対象商品: ウロボロス (創元推理文庫) (文庫)
原書は18世紀の英語で書かれており訳者はその雰囲気を如何に日本語で表現するか? ここに大変に苦慮した、旨があとがきに書いてあります。 あえての古い言い回しや読み仮名、当て字の奇っ怪な固有名詞などを 多用した文章は、中々に雰囲気が出ているのではないでしょうか。 この日本語版は、作者であるE・Rエディスンと訳者・山崎氏の 共著と言ってもいいと思います。 内容は、水星を舞台にした架空世界(中世っぽい感じ)における 三国志的な大河ドラマです。 打ち物とっては水星一のブランドック・ダーハ卿や 裏切りの星の下に生まれた、哀しき軍師・グロ卿、 大魔法使いにして悪の権化・ゴライス十二世 古武士コオランド、傲岸不遜な美男武将コリニウスなど 魅力的な登場人物がワンサカでます。 (なんか魅力的なのは敵方武将ばかりだな・・・) 問題は、導入部にわけの分からん狂言回しが出てきて これのくだりが結構つらいこと。 しかし、作者もすぐにこの狂言回しの存在を忘れ すぐにいなくなり、以後物語には登場してこなくなるので 最初の20Pさえ我慢して読めば面白くなります。 冒頭に述べた理由で、文章はあえて難解な言い回しを多用しているので 読み手を選ぶかも。個人的には好きです。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
誰の影響も受けず,誰にも影響を与えず,
By eclipse (地球) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ウロボロス (創元推理文庫) (文庫)
この物語の舞台はかなりコンパクトで,西ヨーロッパくらいの面積のようです.動員されている戦力から見ると,日本ならば戦国の時代の初期,16世紀の初めくらいの規模のようです.視 覚的な描写が十分に可能な人数なのに,合戦の様子はいまひとつで,著者の得手ではないよう です. おまけに,主人公のジャス王には個性が乏しく,王の二人の弟や,ジャス王の武将もブランド ック・ダーハ卿を除いては個性がない.著者が筆を割いているのはもっぱら仇方で,主人公チ ームに対してもこのように描けばまったく別の物語になったでしょう.もっともジャスがラス トで示した判断はこのような造形があって始めて納得の行くものでしょう. しかしながらエディスンの創造したこの世界は他に類例のないものだと思います.誰の影響も 受けず,誰にも影響を与えなかった.それがこのウロボロスです.※私的には火星のプリンセ スに似ている感じはします.
13 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
田中芳樹ファンはきっと楽しい,
By カスタマー
レビュー対象商品: ウロボロス (創元推理文庫) (文庫)
「田中芳樹の選ぶベスト5」に入っていたので読んだんですが、とっても面白かったです。物語に出てくる料理があまりにもおいしそうで、お腹をグーグー鳴らしながら読み進みました。自分的には「アルスラーン戦記」の元祖と勝手に決めています。
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