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5つ星のうち 4.0
すっきりして面白い, 2010/4/10
レビュー対象商品: ウルヴァリン:X-MEN ZERO <2枚組特別編>〔初回生産限定:デジタル・コピー付〕 [DVD] (DVD)
アメコミの実写化作品の中では「X−MEN」シリーズは割と気に入っている。ローガンを始めとしてストーム、サイクロップス、ミスティークなど敵味方に個性的なキャラクターが揃っており、特にも「X−MEN2」は面白かった。 一方で「X−MEN」では主人公であるローガンの秘密が明らかにならなかったために、過去の記憶を持たない理由や苦悩の原因も分からず、消化不良の感も残った。さらにキャラクターが多すぎることも災いした面があり、正体の分からないローガンはもちろん、登場人物の誰に感情移入すべきか、誰を視点人物にすべきかが分からなかったのだ。 その点、本作ではローガン(ウルヴァリン)を主人公として彼を中心に物語は進む。「X−MEN」シリーズ以上に感情も露わになるので見ている方も感情移入しやすい。また、様々な特殊能力を持った脇役も出しゃばり過ぎないので、逆にお互いの持ち味が活かされたような気がする。恋人役のケイラ(リン・コリンズ)が少し地味だったかという気もするが、セクシー過ぎても彼女の超能力は活かされまい(ちなみに彼女は「イルマーレ」にも出演していた)。 さらに嬉しいのは若き日のサイクロップスやストームがちらっと出てくること。マグニートーは出て来なかったが、まだまだ私が気づかなかった場面があるに違いない。 番外編ではあるが、面白かった。
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5つ星のうち 4.0
どうにも終盤が盛り上がりに欠けた気がする, 2010/2/12
レビュー対象商品: ウルヴァリン:X-MEN ZERO <2枚組特別編>〔初回生産限定:デジタル・コピー付〕 [DVD] (DVD)
「X-MEN」シリーズで主人公的存在だったウルヴァリンの、 第1作目以前のストーリー。これまでのX-MENシリーズ3作はすべてチェック済み。 ローガンがウルヴァリンとなっていく過程が描かれるが、 やたらと見せてくれるアクションシーンの連続で、その迫力がどれも素晴らしい。 序盤からこんなに贅沢に見せて大丈夫なのかと心配になるぐらい、 とにかく派手で叫びまくるウルヴァリンを味わえる。 その相当に鍛えた肉体も非常に見応えがあり、 「強い」という感覚を肌で感じさせてくれる。 X-MENシリーズ以前の話ではあるが、 第一作目を観ておく方がいろいろとスムーズに理解できるし、 シリーズでお馴染みとなったキャラクターの存在も読み取れる。 残念だったのが、最強の敵であるはずのウェポン11(デッドプール)の迫力がイマイチで 体つきも戦い方も表情も、それまでに闘ってきたキャラクターたちに及ばない。 展開としては圧倒的な強さを持つはずなのに説得力がなかった。 冒頭から中盤のバイクシーンあたりまでが最高に盛り上がっただけに どうにも終盤が盛り上がりに欠けた気がする。 とはいえ、このシリーズはどれも一定水準以上のデキなので、 観て損はない作品なのは確か。
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5つ星のうち 4.0
シリーズ外伝(Saga)としては合格、でも・・・、もっとも・・・, 2010/2/28
レビュー対象商品: ウルヴァリン:X-MEN ZERO <2枚組特別編>〔初回生産限定:デジタル・コピー付〕 [DVD] (DVD)
ブライアン・シンガーが映画に持ち込んだXメン・シリーズの外伝としては合格ですね。 ドラマがあって、アクションのスケールがでかくて、話もシリーズ3部作とうまくつながっています。原作のアメコミは読んでいないのですが、ウルヴァリンは年取らないんですね。アダマンチウムを埋め込まれるシーンは第一作でもちらっとありましたね。 監督はギャビン・フッドです。「ツォツィ」で2006年アカデミー外国語映画賞を取った南アフリカの人です。意外な抜擢です。あまり知らないのですが、冒頭のタイトルクレジットと並行する説明的なシークエンスの処理は新鮮です。全体的な印象としては、才能のある外国人新人監督が、うまくハリウッド・ビッグ・バジェット・ムービーをまとめました。と言う感じですが、悪くはありません。 Xメン3部作を観た人は観ておきましょう。観てない人は、ここから3部作を続けて観るという楽しみもあります。 ウルヴァリンの苦悩もちゃんと描かれています。これは、ヒュー・ジャクマンに負う所が大きいですね。コミック・ヒーローものから、ヒューマンドラマ、ラブコメまで、何でも違和感なくこなしてしまいます。作品によって、ワイルドな印象だったり、インテリジェントな印象がする稀有な俳優です。見た目は若い頃のクリント・イーストウッドを思い出させます。きっとウエスタンもこなせてしまうでしょう。 でも、ブライアン・シンガーの2作に比べると、本来のXメンの世界観が描ききれていないような気がします。スケールはでかいんですけどね。軍のミュータント研究も予算が足りなさそうです。フランケンシュタイン博士の個人的な研究みたいです。 もっとも、最終章を撮った、続編請負職人ブレット・ラトナーよりはマシな気がします。 ブライアン・シンガーで最終章を撮り直して欲しい。と思っているのは私だけでしょうか? p.s.ヒュー・ジャックマンで「ウルヴァリン」の次はファムケ・ヤンセンで「ジーン・グレイ」ですね。キャラクターの多いXメンにはネタはいくらでもあります。新しいキャラも出てきましたが、「ミスティーク」もお忘れなく。
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