とにかく全場面、画力が凄いです。血だらけの犬神明が美しい!!
個人的に、原作(小説)でもっとも好きな場面が、犬神明が日本刀の羽黒と対決するところ(特に指のシーン)、なので楽しめました。細部は原作と違うのですが(例えば指の数)、芯になっている展開はほぼ同じです。
犬神明と青鹿先生、極限状態で初めてそれぞれの気持ちを行動にて示すシーン、感動的でした。また、原作(小説・坂口漫画どちらも)ではなんとなく読み飛ばしてしまったカーディガンの下り、本作では血みどろの戦いのなか、誰もいない部屋に吊られている図、とても静謐で切なかったです。
このシリーズ、最初から羽黒の内心の独白・説明部分が多いのですが、11巻ではさすがに不要かも?と感じました。読み急いでしまう壮絶な場面に、文字をずらっと並べて説明されても、、、。
しかし、そうして内から変貌すると同時に、こちらこそが人間ばなれしている羽黒の容貌、これはすさまじい。
あと、逃がしたつもりだった青鹿先生が、蛍光灯の破片を踏んで戻ってきた、血だらけの足を見た犬神明の表情がわかりにくいのがすごく惜しかった〜〜。女性ファンとしては押さえておきたいその表情〜〜。
犬神・羽黒の対決は続きます。
えらいところで11巻が終わっているので、12巻が楽しみです。