犬神明は、自分の心を突き動かす唯一の存在、青鹿晶子を奪還するため、博徳学園の支配者羽黒獰の館へ乗り込む。そして、犬神の存在を消し去ろうと執念を燃やす羽黒との死闘の末、青鹿を救出するのだった。だが、その頃人狼の不死の秘密を手に入れるため、CIAをも意のままに操る謎の組織が動き始めていた。その背後には、有色人種絶滅計画“不死鳥作戦”があったのだ――。消息を絶った同胞犬神明を追うトップ屋神明、残忍なCIAエージェント西城、中国情報機関の美しき女スパイ虎4。魅力溢れるキャラクターたちが紙面狭しと躍動するコミック版『狼の怨歌』単行本初収録。
1938年5月13日、神奈川県横須賀市生まれ。中央大学法学部在学中の1961年に書いた「殺人地帯」が、「SFマガジン」の第一回コンテスト奨励賞を受賞して作家デビュー。1963年から漫画原作を担当した「8マン」が、同年、TBSにおいてアニメ化された際は、自らシナリオライターのチーフを務めた。この「エイトマン」は「鉄腕アトム」の視聴率を抜く大ヒットを記録する。 1971年、「狼の紋章」が爆発的にヒット。「ウルフガイ」シリーズは若い世代の心を捕らえ、今も永遠のバイブルとしてリメイクを繰り返している。 1971年に刊行開始した「幻魔大戦」シリーズはハルマゲドン旋風を巻き起こし、統計2千万部を超える大ベストセラーになっている。 1992年には「ラストハルマゲドン・ストーリー」と名付けた問題作「地球樹の女神」を完結。1994年、日本で本格的オンライン小説「ボヘミアンガラス・ストリート」をパソコン通信10ネットで連載した。1997年からは、最新作の新たなウルフガイシリーズ「月光魔術團」などをインターネット上で販売開始。現在も精力的な執筆活動を続ける。
1946年5月5日、埼玉県生まれ。1963年虫プロダクションに入社しアニメーターの道を歩み始める。虫プロでは『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』等を手がけた。その後、漫画家永島慎二との縁で1969年虫プロ商事の雑誌「COM」に『おさらばしろ!』を発表し漫画家としてデビューする。「COM」休刊後は、アニメ業界に復帰。『魔女っ子メグちゃん』『ラ・セーヌの星』『ろぼっ子ビートン』『ザンボット3』など数多くの名作に携わる。1970年代後半になると漫画家としての活動も再開。精力的に作品を発表するが、1995年12月22日急性心不全の為ファンに惜しまれつつ永眠。漫画の代表作に『ウルフガイ』(原作平井和正)『12色物語』『石の花』『VERSION』日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した『あっかんべェ一休』などがある。
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