新ウルトラQ最終作なんだけど、最終話は出来がイマイチ。
特に最終話は、過去作品へのオマージュなんだろうけど…
11巻、12巻の出来の方がいい。
■第25話『闇』
こっちはなかなかでした。
狂気の事件が起こった廃屋の撮影中に、一体何がおこるのか…
嶋田久作が出てる。この人、ホンマホラー向きな顔の造詣です。
昨今の下らない凡百のジャパニーズホラーより出来がいいのですが、
基本的には表題の「闇」や「顔」に対する人間の原始的恐怖を描いている作品で、
少しネタバレにはなりますが、「サイコホラー」として完結できていればよかったのですが
ラストがいわゆるホラーの展開になってしまい、それは個人的に望むべくはなく。。
■第26話『虚無の扉』
有名なケムール人の話。
人間の想像力を喰ってしまう宇宙人の話。
割と童心に還るタイプの作風。
しかしそうなると、最終話直前までの路線からまた大きくずれるので、
違和感が結構あったり。
また、最終話にこれを持ってきたことで、結局のところどういう作風で
新シリーズを作りたかったか微妙になってしまった感がする。
最終話はちゃんと締めて欲しかったなぁ。
しかしケムール人の造詣は今観てもすごい出来です。
☆は3つです。
これは概ね、第25話『闇』の評価です。
最終回は少し肩すかしを食らったカンジなので、
総括すると、本シリーズは後半に名作が集中していました。
大人が見るそれこそ『(ダーク)ファンタジー』といったカンジの佳作が。
話数毎の出来が、ストーリー&映像とも著しく出来に差があるのは事実で
、安定しては楽しめないかもしれませんが、こういった怪談の類を楽しみたい人が
観るには良いでしょう。
世にも奇妙な物語によりファンタジー色を強めた作品、というカンジで理解するのが
早いと思われ。
実際の評価は、各自でごらんになって頂きたいです。