主人公白戸明彦は、大倉ゆりえというしっかりものの彼女ができ、幸せの絶頂にいました。
ある日、ふとしたことで彼女の家に行く事となり、ドキマギしながら彼女の家に向かいます。そこで、なんと明彦は惚れてしまいます。彼女の母親があまりにも美人であるために。しかも、彼女の母親もまんざらでもない雰囲気を…。
それが明彦の苦悩の日々の始まりとなったのです…。
彼女の母親に惚れてしまうという一歩間違えれば危険な香りがする話になりそうなのに、何故か危険な香りが全くしません。それどころか、作品に流れる空気はほのぼのした雰囲気で、彼女と彼女の母親の間で揺れる明彦や魔性な彼女の母親、娘と付き合っている明彦を嫌う(?)彼女の父親等と登場人物は少ないですが、スリルどころか笑いを提供してくれます。
これは作者の他作品にも共通するのですが、どのような舞台や設定でもストーリーもきっちり纏めますし、常に笑いを忘れません。だから、本当に安心して読むことができますね。