わんぱく盛りの子供は、どきどきトンデモないことをする。
「何やってるの!」
「ダメじゃない!」
……と叱りたくなることも多い。叱ってはいけないと思うと
かえってストレスもたまってしまう。イライラする。
この本は、そういう世の多くの若い親たちへの子育てヒント集だ。とくにお母さん。
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×「おもちゃを片つけなさい!」
○「おもちゃを、この箱に入れようね、ようい、ドン!」
×「ちゃんと座ってなさい!」
○「手はお膝ね」
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とまあ、こんなふうに、「叱る」のではなく広い気持ちで接するノウハウが
かなり具体的に書かれている。
もちろん、子育ては時にはピシッと叱ることも大事である。
しかしその叱り方も、「手はお膝ね」というような、優しさのあるポジティブな叱り方が望ましい。
そして叱ったら、その何倍もほめる。
読んでいてフムフムと思うことがいっぱいだった。
「これならできる!」という気にさせてくれる。文章もほのぼのあたたかい。
小さい子供を持つ親(特に母親)にはぜひ読んでほしい本だが、
父親が読んでも充分参考になる。
ただ、たとえばサラリーマンの父親が読んだ場合、
「うちの新人にもこんなふうに接するぐらいで、ちょうどいのかも」
といった感想も持つかもしれない。
その意味では、周囲と「いい関係」を保ちたい人にもお勧めしたい本です。
子育てって、人間対人間のナマの姿みたいなものかもしれませんね。