クオリアの問題(笑)と思春期の少年達の性への好奇心を描いた作品です。
最近流行の擬人化では無く、あくまでも他の牛は牛に見えて、メスの子牛「ウシハル」だけが主人公の酪農家の息子、清晴くんには豊満な女の子に見えると言う設定です(表紙イメージ参照)。
しかも昔は普通の子牛に見えていて、清晴くんもたいそう可愛がっていた物ですから、ウシハルは大層なついており、擦り寄ってきて舐めたり、背中を掻いてくれとせがんだりするのです。
清晴くんが耳年増のクラスメイト(この子達が皆個性的で良い味を出しています)と一緒にエッチな本やビデオを見て、マニアックな内容には最初は理解出来ずに居るのですが、牧場に帰ると奇しくもそのシチュエーションと似た状況がウシハルを中心にして起こっていたりして徐々に性に対する許容度を広げて行きます…。
もちろん常に性的に緊張状態では身が持ちませんので合間にはまだ子供っぽい所も多分に有る清晴とウシハルが楽しそうにじゃれたり、一緒に宿題をする(?)和む挿話も有ります。
他のレビュアー諸氏がお書きに成って入るように、清晴以外でウシハルが女の子に見える登場人物が現れた所で一巻が終わっています。
この後、主人公達を成長させるのか、ずっと同じ学年で廻すのかも大いに気になります。