ゴディバのアイスクリームと任天堂のテレビゲームが大好きな身長190センチ
の大ウサギ「アリ」が、主人公エドを導きながら、ビジネスの世界でさまざま
な苦難を経験した末に、最終的な成功を手にする痛快ビジネス寓話小説。
次から次へと起こる企業不祥事に正面からぶつかっていくアリとエドの活躍を
通して「真のコンプライアンスとは何なのか」を問い掛ける、大学教授であ
り、IBMやボーイング社、デュポン社、モトローラ社などの世界有数企業をク
ライアントにもつコンプライアンス・コンサルタント、マリアン・M・ジェニン
グスの傑作。
【監修者より】
「ものすごく単純に言うと、"気弱な男がコンプライアンスを使って成功してい
く"という物語です。
原作小説がとても面白かったので、監修という名のプロデュースを
させていただきました。
1度目は何も考えずに楽しく読んで、
2度目は自分の会社に置き換えながら
読んでみてください。
きっと、自分の仕事がよく見えてくると思います。
それが会社や自分を変えるキッカケになることでしょう」
公認会計士・山田真哉
【本書が教えてくれること ~ウサギの教え~】
(1)
ほかのみんながしていることによって、自分の倫理観をこしらえてはいけない。
ほかの人たちが正直で正しいことをしているとはかぎらないのだから。
(2)
正直で正しいことをした報酬は、受け取るまでに時間がかかる。
(3)
"二者択一"という難しい選択をすることによって、倫理的な問題を考えてはいけ
ない。選択肢はきっと、ほかにもある。
(4)
短期間で手に入るものに惑わされないこと。"短距離走者"たちはいずれつまず
く。
彼らに追い越されても自信をなくさないこと。
(5)
何も言わないことによって引き起こされる結果は、
声をあげることによって引き起こされる結果より、つねに深刻である。
(6)
正しいことをした場合の結果と間違ったことをした場合の結果を冷静に考え、正
しいことをすることによってもたらされるチャンスを生かすこと。
(7)
心にみじんも重荷を感じることなくレースを終えることこそが、本当のゴールで
ある。
寝ても覚めても嘘のことが頭から離れない。
そんな状態でないことが、どれほど自由かよく考えること。
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