2歳のデビューから長きにわたり日本競馬界のトップを走り続けた彼女。ダービー制覇、秋の天皇賞でのライバルとの激闘、有馬や宝塚での惨敗、ジャパンカップ制覇時の陣営の涙、そして幾度と挑み続けたドバイ、そのすべてを関係者の談話等や臨場感あふれる写真を交えながら振り返っています。また、アイルランドでの生活の様子にも触れられていて読むたびに現役時代の彼女の姿が浮かんでくるとともに将来母親となる優しい彼女の表情もうかがうことができます。ウオッカファン、競馬ファンだけでなくあまり競馬になじみのない人が読まれても馬と人の愛や信頼、レースにまつわる秘話など心を打たれる作品となっています。きっと競馬が好きになり、生まれてくるウオッカの子供がターフを駆け巡る日を待ち望んでやまない気持ちにさせてくれる本です。