内容紹介
[バフェット語録]
・ 「ビジネスの世界で最も危険な言葉は、5つの単語で表現できます。『ほかの誰もがやっている(Everybody else is doing it)』です」
・ 「自分自身の行為が地元紙の一面で報じられる場面を想像してください。気楽に記事を読めるか、それとも恥ずかしい思いをするのか、これが判断基準です」
・ 「わたしは価格が異常な時にしか取引しません。ですから、私と取引する気ならば、価格を見誤っているということです」
・ 「扱いにくい人と取引すべきではない。世の中には、取引相手になってくれる人はいくらでもいる。自分の価値を認めない人たちのために、貴重な時間を無駄にする必要はない」
・ 「言行で示される経営姿勢は、これから企業文化をはぐくむうえで最も重要な要素です」
・ 「投資家として誰でも判断で誤ることはあります。でも、心配の必要はありません。大失敗をしないように注意していればいいのです。大失敗さえ避けていれば、正しい判断をたくさん下す必要もないのです」
・ 「悪い企業を良い経営者が率いているよりも、良い企業を悪い経営者が率いているほうがいい」
・ 「損失額の見積もりは自分でやります。モデルは使いません」
著者コメント(「日本語版への序文」より)
バフェットは他人から批判されたり、賞賛されたりしても、それに惑わさずに行動する能力を備えている。だからこそ、人々が危機におびえているときや人々がバブルに浮かれているときにも、平静でいられる。言い換えれば、自分自身の価値観に揺るぎない自信を持っている。それは、投資先の価値評価と同じように肝心なことである。
私生活の面でバフェットは倹約家として知られている。しかし、わたしと会った際には寛大な精神を見せた。その後、精神面だけでなく金銭面でも偉大な寛大さを見せた。個人資産の大半を慈善財団であるゲイツ財団へ寄付し、巨大な富を社会へ還元する計画を実行したのである。
本書が扱っているのは、アメリカの住宅市場で信用バブルがにわかに膨張し、そしてはじける期間である。バブルに踊らされて金融市場がパニックに陥った背景には、短期の利益を追い求める投機家の行動がある。本書では、そんな行動をバリュー投資の長期哲学と対比させてみた。金融市場は恐怖心やどん欲さで支配されているが、最終的に富を手に入れるのは長期投資の原則を堅持する投資家だ。
日本にいようがアメリカにいようが、富を創造する有効な哲学がある。自分自身の富ばかりか、他人の富も創造する哲学である。投資の世界では、それはウォーレン・バフェットの投資哲学として明示できる。
内容(「BOOK」データベースより)
全米が住宅バブルに踊る狂乱のさなか、彼はその覚醒した眼で世界をどうとらえていたのか。著者との個人的な交友を通じて今初めて明かされるバフェットの真実の姿―。