バフェットを全面に押し出しているけど、著者のデリバティブや住宅ローンにの持論がメインでバフェットについては2の次である。
本書はバフェット自体の言葉の引用は少ない。
バフェットと食事をした時のエピソードもあるがそれも最初の100ページぐらいで終わる。
そこだけ読んでもバフェットファンなら十分元がとれるとおもう。
証券の詐欺事件についての話は、あまり日本で紹介されていないものが多く新鮮。
バフェット目当てで買う人は、ちょっと物足りないかもしれないけどちらほらオリジナルなバフェットの引用もあるし、デリバティブについて造詣を深めたい人はいいと思う。
P52「扱いにくい人と取引すべきではない。世の中には、取引相手になってくれる人はいくらでもいる。自分の価値を認めない人たちのために、貴重な時間を無駄にする必要はない」
訳文も読み易いし、バフェットのストックオプションについての考えに関してはどの著作よりも詳しい。