実力主義が生む、日本の会社以上に厳しいヒエラルキー、顧客へのプレゼンテーション用資料作りに対する飽くなき執念…。いかに投資家を魅了する(騙す)べく数字を作りあげる(捏造する)かに始まり、その資料のフォント、アンダーライン、紙質などの体裁まで、すべてが上司の気まぐれによって決められる。デッドラインの直前まで二転三転し、結果として著者たち下っ端は徹夜でのたうちまわることとなるのである。
おしむらくは、こうした著者たちが苦悩のなかでまき散らす数々の愚行・スラングが英語で併記されていないこと。それがあれば、もっと外資系を志す人たちへの指南書たりえたかもしれない。(杉 良介)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
投資銀行の一面を描写,
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レビュー対象商品: ウォールストリート投資銀行残酷日記―サルになれなかった僕たち (単行本)
米系投資銀行の若手が書いたもので、日記形式(交換日記形式)ということもあり、読みやすいです。投資銀行のひどい面・働きにくい面を強調してあります。全てがこの通りというわけではないと思いますが、投資銀行で働いている友人いわく、「実際、あんな感じ」とのこと。 投資銀行への就職・転職希望者は、入社前に、一度、読んでおいたほうがいいと思います。もちろん、それ以外の方にも面白く読めますよ。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
投資銀行業界に関する非常に有益な「暴露」本,
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レビュー対象商品: ウォールストリート投資銀行残酷日記―サルになれなかった僕たち (単行本)
著者である二人が交互に語るという展開・構成と必要以上なまでに過激で下品で面白おかしい描写のお陰でとても面白く一気に読める。ある種「暴露」本的なほどに、投資銀行業界の舞台裏について生々しく書かれているが、ある種の青春小説のようなすがすがしさも感じた。 投資銀行の業界に興味のある人には必読の書ではないだろうか。特に彼等の売り込みを受ける事業会社・機関投資家の立場の人、あるいは就職・転職で業界入りを目指す人にはi-bankerの「足の裏の匂い、掃く息の臭い」を感じられるほどに開けっぴろげな本書の内容は非常に役に立つであろう。業界内にいる人は身につまされて苦笑するのが、精一杯というところであろうか。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
結構近いかも・・・,
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レビュー対象商品: ウォールストリート投資銀行残酷日記―サルになれなかった僕たち (単行本)
友人が最近この本に出てくる主人公と同じ事をやる人と、まさにこの本に書いてある仕事をした。直接会社の中まで入っていったわけではないが、長い時間をともに仕事した結果、殆どそのままのようでした。昔読んだこの本を再度読み直し、本で言っている状況とリアルタイムに現状を照らしていました。どうでもいい訂正文章、高い給与。まさに同様の状況…。また、本の表現は汚いといわれるが、それだけ怒りと素直な反骨の気持ちがこもっているからだろう。人に訴える時に感情的にならないで淡々と書いても雰囲気が出ないと思うので(綺麗な歌詞のパンクは嫌だ)。 現実と本と両方見て、今まで面白くも無い学校の勉強にひたすら耐えてきた人達が、また面白いと思っていない事をものすごくやらされて、また耐えて…、考えさせられる一冊でした。結局、自分の成長は意味無い事に耐える能力だけがついたのじゃないか?って思ったら、それはとても恐ろしい気がする。
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