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ウォーター・ドリーミング~武満徹 フルート作品集
 
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ウォーター・ドリーミング~武満徹 フルート作品集

ガロワ(パトリック) CD
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1. ウォーター・ドリーミング(フルートとオーケストラのための)
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3. 劇音楽「星たちの息子」第1幕~前奏曲「天職」(フルートとハープのための)●武満徹:
4. 海へ2(アルト・フルート,ハープ,弦楽オーケストラのための)
5. そして,それが風であることを知った(フルート,ヴィオラ,ハープのための)
6. 海へ3(アルト・フルートとハープのための)
7. エア(フルート独奏のための)

商品の説明

内容(「CDジャーナル」データベースより)

一部の音楽ファンにだけでなく、現代作曲家として、異例なほどのポピュラリティを獲得した武満徹のフルート作品集。彼を敬愛するガロアがアルト・フルートを多用し、独自の豊かな世界を展開。

内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)

アルバム・タイトルにもなっている「ウォーター・ドリーミング」を聴けば、十人中八人位の人は、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」を思い起こすに違いない。甘美かつ穏やかでありながら、研ぎ澄まされた繊細さが印象的な楽曲である。変ホ(Es)、ホ(E)、イ(A)の三音(SEA)をモチーフにした「海へ I」は、81年にアルト・フルートとギターのために書かれた、蠱惑的な“タケミツ・トーン”確立期の作品であるが、その編曲版である「II」と「III」の計3ヴァージョンが一枚のCDにまとめて収録されている点も、ファンには見逃せないだろう。フラッター・トゥング奏法のような特殊奏法でも、決して美感を失なうことがないガロワの豊麗な演奏が素晴らしい。武満という選り抜きの素材を前にして、ガロワという国際級のシェフがかくも見事に腕をふるうと、これほどまでに芳醇な味わいが引き出されるのかとあらためて驚かされたディスクである。 (満津岡信育) --- 2000年06月号

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5つ星のうち 5.0 感性の現代音楽, 2003/7/13
レビュー対象商品: ウォーター・ドリーミング~武満徹 フルート作品集 (CD)
日本のクラシックの現代音楽は、宗教、環境とかいかにも高尚なことを音楽で表現しようとしている場合が多い。けれど、その多くは頭でっかちな印象を受ける。素材からインスピレーションを得るというより、作曲のテクニックにしかなっていないと聞こえることがままある。しかし、武満徹の音楽はテクニック云々より、いつでも個人的な感性を優先させているように感じる。それが、武満徹の音楽の素晴しいところだと思う。本作もフルートを中心とした室内楽曲で、そんな武満徹の"個人的な感性"を堪能できるアルバムである。
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4 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 I hear ・・・, 2005/12/4
レビュー対象商品: ウォーター・ドリーミング~武満徹 フルート作品集 (CD)
武満徹の作品は、自然をテーマにしたものが多い。しかし武満徹は情景を写実的に表現したり、フルートに鳥の声を模倣させたりはしていません。武満徹がテーマとした自然とはもっと内面的なもの、自分の周りの自然(「世界」と置き換えてもいいかもしれません)に意識を向けた時、心の中に聞こえてくる音なのだと思います。

武満徹は演奏者に対しても調律や音色にいたるまで非常に細かい指示を与えています。これなども自然の事象そのもののような非常に繊細な動きや変化を表現したかった為ではないでしょうか。そうやって作り上げられた作品は、(自然がそうであるように)極めてデリケートでありながらも不思議なほど広がりのある空間を生み出しています。

武満徹の作品は、他の前衛音楽などに比べれば親しみ易いとはいえ、一般の鑑賞者にとってはやはり難解な現代音楽ではあります。しかしその繊細かつ広がりのある音楽に耳を傾けていると、自然と自分の感性までそのように研ぎ澄まされていき、その感性が生活全般にまで影響を与えていくような感覚を覚えます。

武満徹を聴くということ、それは即ち自分の周りの世界の繊細な美しさに目を向けることとも言えるでしょう。
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