登録情報
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| 1. ウォーターマーク |
| 2. カースム・パーフィシオ |
| 3. オン・ユア・ショア |
| 4. ストームス・イン・アフリカ |
| 5. エクサイル (流浪) |
| 6. ミス・クレア・リメンバーズ |
| 7. オリノコ・フロウ |
| 8. イヴニング・フォールズ… |
| 9. リヴァー |
| 10. ザ・ロングシップス |
| 11. ナ・ラハ・ギィアル・モイゲ |
音楽的なクオリティの高さと世界的なセールスの高さが
比例している希有な例だと思う。
アイルランド、ケルトのトラディショナルな音楽に
敬意を払いつつ、クリスタルの結晶のような作品が
結実した背景には、プロデューサーのニッキー・ライアン、
作詞担当のローマ・ライアンの貢献も大きいだろう。
アーティストの表現したいものがはっきりしているだけに、
ごく少数のチームワークが功を奏した好例だと思う。
荘厳で清澄なインストナンバー、01.
ポエティックなリリックがすばらしい03.,
雲間から陽光が射すようなヴォーカリゼーションが
印象に残る04.,
心の深淵を旅するようなリリックのバラード 06.,
リズミックなサビのフレーズが耳に残る
ヒットチューン 07.,・・・と佳曲が揃っている。
ラストナンバーはアルバムのエンディングにふさわしく、
天上の音楽のように心に響く。
が、自分の手元の歌詞カードには、アイルランド語の
歌詞の対訳がないのが惜しまれる。
いずれにしろ、単なるヒーリング・ミュージックにカテゴライズされない
名盤であることは確かである。
奥深い森の中に迷い込んで、湖の冷たい水の中に手を浸したような瑞々しさと湖の底が僅かな波に揺れているような透明感。
ウォーターマークは、一つ一つの曲も良いが、構成が素晴らしくアルバムとしての価値が一段と高いと思います。
世界には、凄い才能の持ち主がいるもんだと思ったものです。
とにかく、タイトル曲である「Watermark(ウォーターマーク)」で、一気に彼女の心象世界に引き込んでしまいます。インストゥルメンタルながら、優しいピアノのソロがとても胸に響く作品です。同様の作品では「Miss Clare Remembers(ミス・クレア・リメンバーズ)」があります。
中盤の核になるのは、「Orinoco Flow(オリノコ・フロウ)」かもしれませんが、彼女の独唱が珠玉の美しさを見せる「「On Your Shore(オン・ユア・ショア)」や「Exile(流浪)」「Na Laetha Gael M'oige(ナ・ラハ・ギィアル・モイゲ)」、幾重にも重なる声とメロディが悠久さのようなものを感じさせる「Storms in Africa(スートムス・イン・アフリカ)」「The Longships(ザ・ロングシップス)」、「Orinoco Flow(オリノコ・フロウ)」と同じように弾むような楽しさを感じる「Rever(リヴァー)」と、すべての曲が高い完成度をもち、いわゆる「捨て曲」のようなものがありません。
ベスト・アルバムを作るとしたら、すべての曲を収録しなければならないのでは、と思わずにはいられない名盤です。
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