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23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
傑作中の傑作,
By 崩氏 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ウォーターシップ・ダウンのウサギたち〈上〉 (ファンタジー・クラシックス) (単行本)
この物語に小学生の頃出会って10年以上経つが、毎年読み返している。その度に新しい発見と読みに気づき、物語に再び出会いなおしている。 文句なしの傑作中の傑作である。 新訳のできばえは変わらずすばらしいのだが、若干の名称変更に旧来のファンは違和感を覚えるかもしれない。 やっぱり、将軍の名は「ウーンドウォート」、アウスラは「上士」だよなぁと思ってしまうんだなぁ。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
映画『ドニー・ダーコ』で知った物語,
By
レビュー対象商品: ウォーターシップ・ダウンのウサギたち〈上〉 (ファンタジー・クラシックス) (単行本)
書店で見た限り、装丁・カバーデザインは、新装版の本書の方が、はるかに美しい、ですが昭和に幼少期を過ごした大人には、評論社の古い本(単行本の初版が昭和50年)の雰囲気も悪くないですよ。この本の存在を知ったのは、映画『ドニー・ダーコ』の一場面(未使用シーンの一つ、DVDの特典映像で見ることができます)のアニメ。ほんの一瞬しか映らないのでストーリーすら分からないのですが、気になってしょうがなかった。 『ドニー・ダーコ』は、いわゆる「はみだしもの」――頭の回転は早いが、高校という「枠内」には収まることが出来ない男子生徒――の、一種の反逆ストーリー、なので『ウォーターシップ・ダウンのウサギたち』も、児童書でありながら、反逆と抵抗のストーリーではないか?と予測しました。現在上巻のみ読了、予測どおり、面白いです。 ある群れにいる若いオスウサギたちが、迫る危険を察知、一つのグループとなって、一路新天地を目指す冒険・・・というのが上巻の展開。まずは登場人物(兎)が魅力的です。小柄だけど有能な予知者であるファイバー。性格的に穏やかで人格者のヘイズル。乱暴者だけど頑強で勇気のあるビグウィグ。頭脳派・知恵モノのブラックベリ。長所と短所のあるウサギたちが、最初はギクシャクするものの、敵の動物の襲来、人間の作った危険で不気味なものとの遭遇、まったく別の文化のウサギたちや、元仲間から放たれた追手との戦いを、ある時は頭脳で、またある時は勇気によってくぐり抜け、友情と団結力が強まっていくのが爽快です。 ほんとうに児童書?といぶかる秀逸なストーリーに驚かされます。例えばどこから見ても健康的かつ友好的なウサギの群れに合流する顛末、「わなの村」など背筋が凍る。 「わなの村」のウサギたちと、平和に寝ぼけた自分がオーバーラップ、ああ日本社会ってカンゼンに「わなの村」だ、、、と思いましたね。せめて震え上がることのできる「はみだしもの」の若干名でありたい、などと真面目に思います。 下巻が楽しみです。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
久しぶりに文学しました。,
By うさマニア (千葉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ウォーターシップ・ダウンのウサギたち〈上〉 (ファンタジー・クラシックス) (単行本)
実はこの本を買ったのは2・3年前でした。ウサギが好きなのでそれだけの理由で・・・。正直言うと、初めは挫折しました。理由はよく分かりません。なぜか読み進めることができなくて。文体のせいだったかもしれません。直前に友人に借りたアニメ映画を見てしまったからかもしれません。ともあれ、最近再チャレンジしたのですが、非常に面白かったです。文学部を卒業して約10年。久しぶりに文学を読んだ!と感じました。そうは言っても気楽に読める本です。ただおくが深いように思います。冒険ものとして読んでもいいのではないでしょか。
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