ベレーザ改めガフリエラ・アンダース名義での初ソロアルバム(1998年作)。
これまでの流れとそんなに変わるものではないのですが、こちらのがより都会的なAOR的フュージョン度を高めた感じです。アコースティックなハンドメイドな感触よりも、プロらしいかっちりした音で、その辺で評価は分かれるところでしょう。古典なボサ・ノヴァのファンは、ちょっと隙が無過ぎると思うかもしれません。とはいえ、AOR的な視点で見ると、とてもクオリティは高く、艶のある歌えるボーカルも見事にはまっています。ジョージ・デュークもプロデュースで参加していますが、ファンキーな感じは抑え気味で、夜の都会を感じさせるソフィティスケイトされたアレンジを心がけたように思います。ジャケも最近のブルーノートの上質シンガーものみたいで、かっこいいですね。