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ウエンカムイの爪 (集英社文庫)
 
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ウエンカムイの爪 (集英社文庫) [文庫]

熊谷 達也
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

第10回(1997年) 小説すばる新人賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

北海道でヒグマに襲われた動物写真家・吉本を救ったのは、クマを自在に操る能力を持つ謎の女だった…。野生のヒグマと人間の壮絶な戦いを描く、第10回小説すばる新人賞受賞作。(解説・阿刀田高)

登録情報

  • 文庫: 216ページ
  • 出版社: 集英社 (2000/8/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087472302
  • ISBN-13: 978-4087472301
  • 発売日: 2000/8/18
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
人間が羆に襲われる・・・・よくある話なのですが、本作はとても良く出来たフィクションです。
「本当は☆一つに近い」という厳しいレビューを見た後で読んでみましたが・・・。

この題材でフィクションを書くのは、難しい。
下手をすると「シャトゥーン」の様に成ってしまいがちです。
動物パニック物は怪獣SFやホラーとは違うのですから、現実感が希薄になるとお終いです。

本作は、動物パニックが陥ってしまいがちな失敗を見事に回避しています。
登場人物の関係も、登場する羆が危険な羆になった動機付けも、ちゃんと納得出来ます。
『「羆を操る謎の女」という内容紹介からして、読む気がせん!!』という人も居られるでしょうが、心配御無用。
後は読んでのお楽しみです。
筆にはデビュー作ながら力とスピード感があり、このジャンルが好きな人ならば一気に読んでしまうでしょう。
個人的にはキングの「クジョー」以来、最も楽しめた動物パニック小説でした。

私は動物パニック物というのは、娯楽作品であると思っています。
肩の凝らない、大衆の楽しみとしてある作品です。
なるほど本作を読む事は「邂逅の森」他、熊谷氏の後の作品に触れるような重厚な読書体験ではありませんが、厳しい現実を生きる人達が楽しむための一冊として「愛される小編」たる資格は、十分にあると思います。

北海道方面にお出掛けの方は、本作と「羆嵐」辺りを持って行かれては如何でしょう?
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「邂逅の森」で直木賞を受賞した熊谷達也氏のデビュー作であると共に97年度「第10回小説すばる新人賞」受賞作。さすがに情景描写・心理描写が生き生きとしており、迫力があり、一気に読んだ。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 第十回、小説すばる新人賞作品です。
 金色のヒグマ「カムイ」を追う動物写真家と、生態研究のために、同じくヒグマを追う大学助教授。北の大地と、取り巻く人間模様をうまく描写しています。
 この作品が後の直木賞作品、「邂逅の森」の流れに繋がります。 
 作家、熊谷達也を知る上で、外せないデビュー作といってよいでしょう。
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