前作「Memory And Humanity」(2008年)制作後にギャレス・デイヴィス(Ba)、昨年4月にダラン・スミス(Gt)が脱退し
新たなメンバーとして ギャヴィン・バロウ(Gt)・リチャード・ブーシュ(Ba)が加入してから初となるアルバムです。プロデューサーは前作と同様 Romesh Dodangoda
今作は原点回帰と謳われていただけあり初期のような激しいサウンドですが、とても聴きやすくアルバムを通してすんなりと聴くことができました。
どの曲もキャッチーかつメロディアスで、ギャビン(Gt)のコーラスもマットのボーカルと相まって聴いていてとても気持ちがいいです。
(ちなみに、ギャレス脱退後に加入したギャビンは当初ベースを弾いていましたが、ダラン脱退に伴いギターに転向しました)
ライアン・リチャーズ (Ds)のスクリームも再び聴くことができたのも嬉しいですね。
昨年にダラン脱退のアナウンスを聞いて少なからず新作には不安がありました。ダランは大好きなギタリストでしたので涙・・・
個人的にFFAFの最大の魅力はクリスとダランによるツインギターだと思っていましたので(曲によっては異なりますがクリスはメタリックで攻撃的なリフを、ダランは主に叙情的なフレーズを弾いていたと思います)
ダラン脱退によって失うものは大きすぎるのではないかと思っていましたがそれも余計な心配ですみました。
ボーナストラックの1曲は誤解を恐れずに言えばDinosaur Jr+FFAFのようなメロディでライアンのドラムとスクリームで始まる激しい曲です。
また、今作にはデジタル限定でリリースされたEP「The Young and Defenceless」全4曲の中からSixteenとDamned If You Do, Dead If You Don'tの2曲が収録されています。ほかの2曲に興味がある方はhttp://www.pledgemusic.com/projects/funeralforafriendをチェックしてみてください。
長々と書かせていただきましたが総じてとても満足できた作品です。
唯一の不満は国内盤のライナーノーツにギャレスとダランについてまったく触れていなかったことですかね。この筆者はオリジナルメンバーである2人になんの感情もなかったのでしょうか。