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ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書)
 
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ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書) [新書]

荻上 チキ
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ブログやミクシィで、ある人物への非難が燃え上がり、収拾不能になることがある。こうした現象を「炎上」と言う。時に何千もの批判が押し寄せ、個人のプライバシーすら容赦なく暴かれる。有名無名を問わず「炎上」の餌食となるケースが頻発する今、そのメカニズムを明らかにし、そうした集団行動(サイバーカスケード)にはポジティブな側面もあることを指摘する。ウェブという「怪物」の可能性を見据えた、現代の「教養」書。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

荻上 チキ
1981年生まれ。東京大学大学院情報学環・学際情報学府修士課程修了。メディア論、テクスト論を武器に、さまざまなメディア、作品、コミュニケーションを分析するテクスト批評家。ブロガー。人文社会科学系のニュースやウェブサイトを幅広く紹介するサイト「トラカレ!」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 221ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2007/10)
  • ISBN-10: 4480063919
  • ISBN-13: 978-4480063915
  • 発売日: 2007/10
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
具体例、多数 2010/9/11
By これでいいのだ トップ500レビュアー
形式:新書
 ネットでの「炎上」または、サイバーカスケード(電脳空間における一方的・煽情的な情報の滝?)をテーマにしたIT評論とでもいうべき1冊。現実に騒ぎを巻き起こした炎上事件など、多数の具体例とそれらに対するメディア論的な解釈・解説が併記されていて、それなりに楽しく読めた。

 よく分からなかったのは、打開策としての「アーキテクチャの構築」。それと、他のレビュアーも書いていたが、メディアの議題設定機能論(アジェンダ・セッティング)や「沈黙の螺旋」理論の援用は、ここでは妥当だったのか、という点。ネット社会は情報の「可視化」と「つながり」を強めた、という指摘はオーソドックスで、しかもネット空間における法や道徳の過剰、および実名公開主義を警戒するスタンスもノーマル。それだけに、細部に曖昧なところが窺えたのが、少し残念だった。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sonema
形式:新書
炎上というとブログ炎上を想定されることが多いと思いますが
本書はブログ炎上の対策本ではなく、炎上の仕組みを解説したもの。
過去のさまざまな炎上の実例を紹介しつつ解説されており、
注釈もその都度ページの左端に付いているので読みやすい。

またP99〜100の『自分のブログが気になって離れられなくなった』
という体験談はHPなりウェブ日記などを持ったことのある人であれば
苦笑とともに共感してしまうのではないでしょうか。私もそんな一人です。
このレビューは参考になりましたか?
67 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 倒錯委員長 トップ500レビュアー
形式:新書
タイトルは「ウェブ炎上」だが、この本が主題として取り上げているのは「サイバーカスケード」である。
たしかにブログを開設している人も多いだろうから、より身近な炎上の問題をタイトルに打ち出した方がインパクトあるだろうが、それはむしろ亜流の問題で、問題意識として持っておくべきなのは明らかにサイバーカスケードのほうだろう。
この本は、その問題を解決するための本というよりも問題を提示する本。

サイバーカスケードとは、ネット上で最初は一個人の考えだったものが、大量に集積し束となり、いつしか強大な影響力をもつひとつの権力になる現象である。
筆者は「イラク人質事件」のバッシングを例に説明しているが、あの事件では被害者に対してWeb上でも非難が高まった。筆者が問題視しているのはこの場合、「被害者が自己責任とるべき」という意見に集中したカスケードのことだけではない。
彼によるとそもそも争点の選択の時点でカスケードが始まっているのだ。あの事件について他の議論もできたはずなのである。しかし、大してそれらは盛り上がらなかった。もうすでにそこで被害者が悪いという考えに基づく争点の選択が行われていて、議論自体はすでに圧倒的大差で勝つ出来レースだったのだ。

筆者も述べているが、従来の中央集権的メディアと違い、インターネットを包括的に語ることはできないのではないだろうか。筆者は恐らくかなりネットに詳しい部類の人間だろう。しかし、彼が知りうることができる出来事も、ネット社会の氷山の一角なのかも知れない。理屈でいえば、リンクもされていない本人以外誰も知らない未曾有の新しいムーブメントがどこかで起きているかもしれないからだ。

筆者のスタンスには好感が持てる。
少なくともウェブ進化論の筆者のように一方的にWEB2.0を賛美せず、あくまで透明な分析者として問題と向き合っている彼のほうが、書いていることに信頼が置ける。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
おもしろいんだけど・・・
興味深く拝読。
ただ私がネットにうといためか、後半のほうは少し難しく退屈に感じました。
投稿日: 2009/6/26 投稿者: zoo
自分への戒めに感じます
「炎上」の話を知らなかった私としては、非常に面白く読めました。... 続きを読む
投稿日: 2008/12/30 投稿者: teryu
「炎上」を切り口に、ウェブの生理を整理
 インターネットにまつわる「炎上」等々ネガティブな話題から、インターネットに距離を置いている方にお勧めの一冊。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/11 投稿者: 歯職人
文章や構成は良いんですけど…モゴ、モゴ、モゴ
... 続きを読む
投稿日: 2008/3/20 投稿者: モワノンプリュ
サイバーカスケードをキーワードとしたインターネット言論入門
内容を一言でいうと、タイトルどおりである(サイバーカスケードについては、本書p34を御覧ください)。... 続きを読む
投稿日: 2008/1/15 投稿者: 清高
Web現象についての醒めた論議:少し離れた視点
この本はその煽情的タイトルと逆に、かなり醒めた目でウェブを眺めたものである。批判がポジティブフィードバックを起こしてその対象とともに自己融解してしまうような「炎上... 続きを読む
投稿日: 2007/12/19 投稿者: 荒野の偏微分
ネット事情を知るための手引き
ブログを運営している人にとって
おそらく一番怖いのが「炎上」だ。
ネットという、まがりなりにも「公の場」で... 続きを読む
投稿日: 2007/12/19 投稿者: ケミカルメース
違和感が残る
自身がブロガーである著者が、ブロガーを「更新させられている」状態にさせる「憑き物」の正体について記述した箇所が印象に残った。... 続きを読む
投稿日: 2007/12/2 投稿者: naonao-703
ネットの流行
 インターネットの問題点を分析した本です。
 群集という言葉からもあるように群れた人々をどのように管理するかという視点が斬新です。;... 続きを読む
投稿日: 2007/11/16 投稿者: 人文社会ルプザレジオン
Web 上の現象を知識として定着させる本
Web をあまりつかわないひとにはもちろん,つかっているひとでも Web 上でおこっていることの全体像はみえにくい. 「炎上」... 続きを読む
投稿日: 2007/10/29 投稿者: Kana
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