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132 人中、113人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
ウェブに特有の問題ではないのでは?,
By 時事無斎 (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書) (新書)
こんな文章をこんな所に書いていて、こんな事を言うのは気が引けるが、実は私自身もネット上の「情報」や「主張」の多くには、あまり良い感情を持てないでいる。世界に向かって広く開かれているはずの空間で叫ばれる、偏狭な「自分たちの集団」のためだけの論理。信頼できる資料に基づいた議論と怪しげなデータソースの単なる引き写しが同列に扱われてしまうアンバランス…。膨大な情報が飛び交うサイバースペースの中で、ニュースサイトの編集者としてユーザーたちのお手軽な「情報発信」に振り回され続け、最終的に「敗北宣言」へと行き着いた著者の気持ちは確かに理解できる。ただ、疑問を感じたのは、著者がネットユーザーの「バカ」「暇人」ぶりを批判する一方で、背後にある構造的な部分への考察を深く行わないまま、単に影響力の大きさだけを基準に、テレビや活字といった既存のメディアに過大な評価を与えているように思えることである。実際には、ネット上に溢れる疑似科学系や歴史改竄系のヨタ話の多くは元をたどればテレビ・活字メディアからの孫引きに行き着くし、週刊誌や健康番組が垂れ流す怪しげな情報に多くの読者・視聴者が踊らされる構図も昔から繰り返されてきた。本書が指摘する問題の多くは、必ずしもネットに特有の現象ではないと思う。 そして、そうした胡散臭い情報に対して(数の上では絶対的少数派であっても)社会に開かれた形での反論を行える手段として、ネットの存在意義はやはり大きいのだろうし、ネットに関する技術や文化が成熟してくれば、無数のガラクタの山の中から質の高い情報を選り分ける手法も、いずれ発達してくるはずである。 というわけで私自身は、本書よりはもう少し、ウェブの未来に対して楽観的な見通しを持っているのだが、いかがだろうか。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
私もバカで暇人です。,
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レビュー対象商品: ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書) (新書)
バカで暇人である私の同類の生態が書かれてあるのかと思って読んでみたんですが、語り口は軽いものの、中身は「ネットマーケティングの限界」について論じた、マジメな本でした。たしかに、ネットには限界がありますね。 ネット上ではさかんに「放射性物質に汚染されたガレキの全国への拡散・焼却処理の危険性」が指摘されているにもかかわらず、世間の70%以上は、ガレキの拡散焼却に賛成しているんだそうです。「世論調査」なるもの自体がかなり作為的であるとの疑念はありますが、自らネット業界の住人でありながら「ネットよりもテレビの方が、格段に影響力がある。ネットはテレビの補強材」と喝破する、著者の指摘は真実でしょう。これだけ報道番組で、「絆」だの「痛みを分かち合おう」だのと情緒に訴える言葉を繰り返せば、大半の国民は洗脳されるわな。 昔テレビの座談会で、木下恵介監督が、こんな趣旨のことを言っておられました、「どんな理屈よりも、涙を流した経験の方が、心に残る」と。叙情映画(言い換えると、お涙頂戴映画)の大家であらせられる木下さんの趣意はともかく、それこそ「洗脳の神髄」だと思いました。
317 人中、256人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ここでレビューを書くのもほどほどにしなければw,
レビュー対象商品: ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書) (新書)
著者は自分の体験を交えながら「Webがバカと暇人のたまり場になっており、こんな奴らに付き合っていると人生棒に振るよ」と警告してくれている。 私達ネットユーザーはネットの便利な部分だけつまみ食いして、後はリアルな世界 で努力しましょう、ということである。 ここamazonでレビューを書いている我々もバカか暇人なのだろう。 ほどほどにしとかなきゃねw
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