今まで温暖化しているってずっと言われてきたけれど、正直なところ、毎年そんなに劇的に変化するわけじゃいから「去年より暑くなっている」なんて特別に思えるわけもなく、「10年前より暑くなっている」なんて10年前どうだったか覚えていないし、だから信じにくかったし実感もなかった。でも2011年今年になってから、世界中で洪水とか山火事とか干ばつとか騒がれるようになって、日本でも台風による被害が酷く、読んでみたのがこの本。
「私のビーチハウスを売ってしまったほうがいいでしょうか?」っていう著者の講演を聞いた人の質問で、気候変動は不動産に深く関わることに気づき、第7章カリフォルニア州セントラルバレーの「破局的な堤防決壊のシナリオ」では、どれくらいの地震でどれほどの堤防が破壊され、どれほどの島が水没されるのかなど検証されており、まさに2011年に日本を襲った水害を彷彿させて、第11章ニューヨーク州ニューヨーク市の「気温とエネルギーの関係」では、電力問題に言及している。あと、もちろん収穫できる食物も変わってくるし・・。
挙げたらキリがないほど、私たちの生活に深く関係しているものが多かった!!それに面白いのは、2016年は、2027年は、2035年は・・・というかたちで、各地域での気候の変動と、それに対しての人々の生活の変化や対応がシミュレーションされていること。2050年ってぜんぜん遠い未来の話じゃない。「私には関係ない」って思っている人にも読んでほしい。