途中で内容が古いなと思っていたけれど西ナイルウイルスなど新しい記述もあります。巻末に1996年に刊行されたものの加筆・修正版ということで納得。
タイトルではウイルスだけの内容かと思いきや、細菌、リケッチア、真菌、原虫まで、病原微生物の各論に終始します。特定分野の微生物についてはそれなりに知識のリニューワルをしていましたが、全般にわたるお勉強は30年ぶり。私の知識よりは新しい内容でした。
特にパンデミックに関する記述が秀逸なので再刊されたのだと思います。
解説になっていない解説の、新型インフルエンザばかり取り上げて鳥インフルエンザを忘れてしまったマスコミと国民への警鐘はそのとおりだと思いました。
が、微生物学の試験を受けるために勉強したことのない人にはつらい本だと思います。