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ウイスキーの科学―知るほどに飲みたくなる「熟成」の神秘 (ブルーバックス)
 
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ウイスキーの科学―知るほどに飲みたくなる「熟成」の神秘 (ブルーバックス) [新書]

古賀 邦正
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 945 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

ウイスキーをつくるのは人ではなく時間だ。魅惑の琥珀色の液体はどのように生まれるのか?樽の中で起きている、人智を超えた「熟成」という神秘。時間によってしか成しえないそのメカニズムを解き明かす!

内容(「BOOK」データベースより)

ウイスキーはじつに不思議な酒だ。全工程のうち、人が関われる時間はわずか1%ほど。残りの99%は、「熟成」がもたらす劇的な変化をただひたすら「待つ」時間なのだ。その間に樽の中では何が起きているのか?科学がいまだ解き明かせない謎に、「新説」をまじえて迫る。

登録情報

  • 新書: 256ページ
  • 出版社: 講談社 (2009/11/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062576589
  • ISBN-13: 978-4062576581
  • 発売日: 2009/11/20
  • 商品の寸法: 17.4 x 11.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Coffey man トップ500レビュアー
形式:新書
ウイスキーのジャンルにオールドボトルというジャンルがあります。本来蒸留酒はアルコール度数が高く、安定しているので瓶内では変化しないということが本書にも書かれています。では何で古いボトルがありがたがられて高いお金で流通しているのでしょう。今のボトルでは伝統的製法が損なわれていて、昔の製法で作られたからという意見があります。一方瓶内で何らかの化学反応が起こってウイスキーを好ましい方向に変化させているという意見も聞いたことがあります。

本書でもウイスキーを科学的に分析してその味、香りの根源を構造式ベースで解説していますがそれでも分からないことが多いようです。製法の過程でもなぜしなければならないかまったく説明がつかないが、その工程を経ることで明らかに味と香りに差が出てくるということが本書でも書かれています。

ウイスキーを愛飲しており、どうして?という素朴な疑問を楽しめる人であれば、化学のすき嫌いに関わらず楽しい時間がすごせるのだろうと思います。ただ飲みながら読んでいるとわけが分からなくなります。ご注意を…
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
ウイスキーの基本的な製法や分類を取り上げた後、糖化にはじまり発酵、蒸留、熟成の各段階について科学的な考察を加えた本。
熟成を単なる組成だけでなくクラスターという観点から科学的に測定したりしている後半は非常に興味深かった。よく言われるような瓶内熟成でクラスターがどうこうという点には疑問を挟んでいるのも納得のいくところ。

ただ、序盤に書かれているウイスキーのうんちくに関する情報がかなり古い感じを受けた。
あまり知識のない私がざっと読んだ範囲でも
・アイルランドでは蒸留所は2つしかない(事実:1980年代末に第3の蒸留所としてクーリーができ、他にもマイクロブルワリーの話もあったような)
・モルト原酒を混ぜたものをヴァッテッドモルトという(事実:スコットランドではヴァッテッドという表現が分かりにくいと、「ブレンデッドモルト」という表現を使うように決定された。)
・グレーンウイスキーはコフィースチルで蒸留される(事実:コフィースチルを生産効率の面などから改良したものが使われているはず。ニッカが古いコフィースチルを復活させ、他のグレーンより味わいが複雑として売りにしているくらいなので。)
などの、「あれ?いつ書かれた本だっけ?」と思わず奥付を確認してしまうところが見つかる。

こういう細かいところで最新の情報から外れていると、せっかくの後半も「実は時代遅れの情報なのでは」と一抹の不安を覚えるので、増補なり訂正なりをしたものが出るとより楽しめると思う。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vatmideo トップ500レビュアー
形式:新書
ウイスキーの五感に訴える美しさを語りながら、ついつい研究者の視点で解説をしています。
私自身はウイスキーを愛飲している人間なので面白く読めました。
この種の本は話題の領域が狭いので他の本とかなり重複した内容にならざるを得ないのは事実ですが、60%アルコール溶液の偶然やクラスターの形成など化学的に説得力のある説と実験結果の提示は新鮮でした。ただ高校程度の化学の基礎知識のない方には、特に後半は難解になるでしょう。
でもブルーバックスだから許されるのかな。
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