明らかにイギリスのロックンロールの王道であるローリングストーンズやザ・フー,ジャム,オアシスなどの系譜に属する正統派ロックンロールバンドのデビューアルバム。
とりあえずシングルにもなった9曲目「40デイズ&40ナイツ」を聴いて欲しい。ロック本来が持っているエネルギーの物凄さと,リフのカッコよさと,ボーカルの切れ具合がありえなくらいこちら側に迫ってきて一発でやられてしまう。
他にも2曲目の「アウェイ・フロム・ヒア」のフックの効いたサビ,6曲目の「ユーアー・ノット・アローン 」のスケール感溢れるメロディー,11曲目の「ハッピー・バースデー・ジェーン 」のメランコリックなバラード表現など,優れたロックのアルバムに必要なバラエティーさも兼ね備えていて新人とは思えない曲のふり幅が最大の魅力になっている。
ワーキングクラスの出身らしく歌詞もラッデイズム溢れていて(アルバムタイトルは最高),現状に満足してない初期衝動が伝わってきて,まさしくロックンロールが分かっている奴らだいうことが分かる。
ロックであり,パンクであり,ポップであり,UKロックンロールの王道を行くサウンドは今でも有効なのは彼らが証明してくれている。