ビートルズの偉大な功績のひとつに黒人音楽の地位向上があります。彼らは「俺たちは黒人音楽が大好きだ!」とはっきり表明した初の白人アーティストです。
何でもないことのように思えますが、当時は黒人たちの曲を平然とパクっていた時代です。
「ビートルズによって白人社会に紹介されたんだ」by スモーキー・ロビンソン
ビートルズは有名無名を問わず黒人音楽を次々にレコーディングしました。1stとこの2ndのアルバム収録曲、計28曲中カバーが12曲、そのうちの10曲が黒人ミュージシャンの楽曲です。
このアルバムのYou really got a hold on me などはミラクルズが半年前に発表したばかりの、まだヒット中のような曲をほとんど同じアレンジで収録しています。もっともボーカルはジョン・レノンですから、どう聴いてもビートルズです。ジョージとの二声のハモリも絶妙です。
ジョージと言えばRoll over beethovenの前奏をぎこちないとか言う人がいますが、あれは感じを出すためにワザとやっている事で演奏は非常にしっかりしています。
ちなみにあの前奏にエフェクターを駆けて聴いてみると得意中の得意だったことがより明確に判ります。
ジョージ、カッコいいぜ!