例によって、人にすすめられて購入した本。
あるとき、ある場所で、それがお酒である、という他にはわかないまま、ストレートであおったところ、腰が立たなくなった、そんな苦い思い出を私に残した酒がある。バラのイラストのラベルが貼られていたのを覚えている。
何年か越しで、この本でその正体が判明した。フォアローゼズ、というウイスキーだった。正確に言うと、バーボンで、原料の51%以上はトウモロコシが使用されているらしい。
昨夜、あるバーでこの酒の名を目にし、「ロックで」とかっこよく、注文しようとしたところ、「レッドとブラック、どちらになさいますか?」と問われ、プチパニック状態となったが、バラといえば赤、というなんのひねりもない安易な発想から、「じゃあ、レッドで」とレッドを注文。したところ、メープルシロップのような甘い香りがたまらなかったが、口に含むと、薬品のような味が広がって、「お前には五百万年早い!」とどやされたような思いがした。ウイスキーのよさも、私にはまだ、わからない。
ちなみに、本書P123にフォアローゼズの味の紹介がされてあるので、これを引用する。
ライトボディ。メローでソフト。柑橘系の心地よい爽快感があり、飲みあきない。
「爽快感」、を味わうことは出来なかったが、また、挑戦してやろう、とは思っている。