80年代メタル・シーンに勃発したギター速弾き戦争。トニー・マカパイン、ポール・ギルバートといったスピード・プレイを誇るギター・ヒーローが次々にデビューしたが、この争いに終止符を打ったのが、世界最速といわれたクリス・インペリテリの登場だ。 87年にリリースしたミニ・アルバムが注目を浴びたインペリテリは、翌年『Stand in Line』で名うてのヴォーカリスト、グラハム・ボネットと合体。得意の音速プ… Amazonのインペリテリストアで詳しく見る
1987年、アメリカにてクリス・インペリテリ(g)がANGELICAやDRIVERでも活動していたロブ・ロック(vo)と共に結成し、デビューEP「IMPELLITTERI」を発表。しかしロブがJOSHUAに参加するためにバンドを離脱。翌1988年に元RAINBOWやM.S.G.のグラハム・ボネット(vo)を迎えて発表した1stアルバム「STAND IN LINE」が好評を博す。なお、この「STAND IN LINE」でドラムを叩いていたのは、その後MR.BIGで世界中を席巻するパット・トーピーであった。 グラハムとはコンビはその1枚きりで終わり、ロブが復帰して2ndアルバム「GRIN & BEAR IT」を1992年にリリース。翌年には、「VICTIM OF THE SYSTEM」というタイトルのEPを発表し、94年には、クリスのシュレッドとロブのハイトーン・ヴォイスから構成される彼らのサウンドが確立された3rdアルバム「ANSWER TO THE MASTER」で、ファンを熱狂させた。1996年、最高傑作と呼ばれる4thアルバム「SCREAMING SYMPHONY」を発表する。1997年には、「FUEL FOR THE FIRE」というEPをリリース、「SCREAMING SYMPHONTY」に並ぶ傑作と謳われる5thアルバム「EYE OF THE HURRRICANE」をシーンに放つ。そして、自他共に認める「世界最速のギタリスト」の名を手に入れる。ところが2000年の6thアルバム「CRUNCH」発表後に、またしてもロブが脱退。 バンドは再びグラハム・ボネットを迎えて、2002年に7thアルバム「SYSTEM X」を制作、発表。超有名ヴォーカリストを再起用した話題性で、ロブ・ロック脱退という大きな痛手を治癒する。また、同年には、これまでの彼らの活動を総括したベスト・アルバム「THE VERY BEST OF IMPELLITTERI: FASTER THAN THE SPEED OF LIGHT」をリリースする。 グラハムとはその後も続けていくことを選ばず、2004年には、元SPEAK NO EVILのカーティス・スケルトンをヴォーカリストとして起用、8thアルバム「PEDAL TO THE METAL」をリリース。楽曲自体は悪くは無かったが、カーティス・スケルトンというシンガーのヴォーカル・スタイルと、その当時シーンを賑わせていたIN FLAMESを筆頭とするメタルコアやメロディック・デスからの影響を出した楽曲に、ファンは困惑を隠せなかった。その年の7月には、「PEDAL TO THE METAL」を引っ提げての来日公演も行なっている。そして2006年から、ニュー・アルバムの制作を開始する。それは何と、ロブ・ロックが再び復帰してのアルバムであった。長い時間をかけた制作は、ようやく2008年の秋頃に終了。ドラマーは、「CRUNCH」から参加していたグレン・ソーベルから、ブランドン・ワイルドに替わって今作誕生!
Album Details
Advanced Japanese release of the 2009 album from Impellitteri.