ひととおりやり込んで、ネットにあるMODも入れましたが、Windows7(64bit)で問題なく動作しています。
同時期発売のタイトルではグラフィックスはかなり重いですが、中程度の設定でも十分きれいで、戦場の視界も現実に近い5kmを確保できます。最低設定でも十分にきれいで戦場の雰囲気を味わえます。
ふつうのゲームとして見た場合、かなり毛色が違うタイトルだと思います。
リアル系FPSの呼び声は本当です。
登場する兵器や武器が本物っぽい上に多数登場し、マップも広くて行動が自由です。戦闘ではなく、戦場の雰囲気を楽しめる人なら最適のタイトルではないでしょうか。
楽しみ方はいろいろあります。
キャンペーンやシナリオプレイですが、これは英語が苦手な人はあまりおすすめできません。プレイ自体は目標がチャートに出るし、キーワードは慣れてくれば分かりますから問題ありませんが、ストーリーにのめり込むのは難しいかと思います。
有志が作成した日本語MODをネットでダウンロードしてフォルダに入れておけば日本語表示に変わりますが、残念ながら完全版ではありませんので期待はしない方がいいです。むしろメニューが日本語になることがありがたい。
日本語マニュアルは詳しくない操作説明だけで頼りになりませんが、もちろんあると有り難いです。
個々のミッションは楽しめます。
狭い施設内でのデスマッチ戦はよくあるFPSタイトルと同じです。武器がリアルなだけに、サバイバルゲームとして純粋に楽しめます。非現実的なジャンプや回復アイテムはいっさいありませんし、撃ちまくってなんとかなるような相手でもありません。頭を使って慎重に立ち回り、遮蔽物や武器の特性を考えながらじっくりと敵を倒すようなスタイルです。撃ちまくって危機を脱出したりすることもありますが、あくまで現実的にそうである場面だけです。
大規模戦と称されているミッションは人気もあり楽しいです。マルチでもシングルでもプレイできます。大規模戦はRTSをやるような感じで、自陣営部隊をマップ上で指示を出せばそのとおりに攻めて行き、動画サイトにアップされているような戦闘が発生します。
このような司令官的プレイもありですが、本当に楽しいのはこの役割を逆にして分隊(小隊)を率いて司令官の駒になることですね。
何々を占領せよみたいな命令を受けてメンバー・武器・装備を選んで編成し出撃することです。味方兵士はAIですが、うまく命令を出せればなかなかそれっぽく働きます。戦場は何kmも離れていたりして大変ですが、侵攻路を選んだり、敵拠点を前にして偵察を行ったりするのは結構楽しいです。街道から戦車を先頭にして力攻め、回り込んで裏山から狙撃しながら特殊部隊のように侵攻、ヘリに載っての空挺作戦、夜のうちに民家に紛れ込みいきなり市街戦・・・と、なんでもできるところが本当に楽しい。街をうまく落とした後、給油や弾薬補充、負傷者の手当、隊員の補充などの手配をするときすら楽しい。だからこそつかの間の休息も楽しめる。そして敵の反撃に備えて要所要所に味方兵士や戦車・スナイパーを配備しつつ次の命令の実行に備える・・・
CTFやチーム戦などのミッションももちろんあります。どれも最初はわかりにくいですが、上記の様な戦闘部分だけをおいしくプレイできます。
いろいろな武器を使うことがメインの簡単なミッションも武器毎にあります。
上記のようなミッションを自分で作成できるエディタもついています。いいミッションを作成するには知識と習熟が必要ですし、例によって英語の壁がありますが、手軽に自分の好きな設定を試すことができるのは魅力です。それに他の有志が作成したミッションがネットで公開されています。
結論として他のタイトルにはない独特の戦場世界を味わえるということで星5つとしたいところですが、最初の取っつきにくさ、他のFPSタイトルのようにスピーディな展開を期待する人には向かない、など馴染めない人もいそうな点で星4つとしました。
スポーツ系FPSが好きな人でも、この独特のリアルさにはまる人はいると思います。