訳も分からず巻き込まれていく。設定としては王道的ではあるが、全くだれる事なくスピーディーに見せてくれる。似た様な設定の作品も多くある中、観る者のアドレナリンを刺激し続け飽きさせない演出は見事。ただ、政権への皮肉も多くあるだろうが、ようやく政権が交代された今の状況では、何処となく鮮度が落ちてしまった印象はある。
しかし、純粋に娯楽作品としては大いに楽しめる。
画質面は、キメが細かく非常に精細感が高い。
一貫して色温度の低いクールな画作り。
輪郭もしっかりとしており、解像感も高い。
ストーリー同様、映像もスピード感溢れるが、シャープに見せる。
積極的にグレインを強調した印象で好みは別れるかもしれない。
冒頭から暗いシーンが多いが、あえて見せない/闇にしている要素も多いのだろうが、暗部諧調はギリギリの所。
しかし総合的な画質は、高品位であると感じる。
音質面は、とても巧く調整されていると感じる。
下品な派手さを抑え、質は良い。
アクション系の作品で、サラウンドが過剰に五月蝿く感じるタイトルが多い中、爆音で驚かせたりせずあくまでストーリー展開に集中させたまま効果的に鳴らす傾向。
また、重低音よりもむしろ中音域の響き方が良く、印象的であった。
特典は、未公開シーン、メイキング、衝撃の別エンディングなど全てHD画質で収録されておりなかなかの充実度。
Blu-rayソフトとして、総合的に娯楽性も高く、満足できる。